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タニタカバーモデルの西内 ひろさんも登場

タニタが筋肉の質を計測する新体組成計を発表、松村 邦弘さんが筋肉大使に?

2015年06月09日 19時10分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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タニタがインナースキャンデュアル「RD-501」「RD-902」「RD-903」を発表

 タニタは6月9日、2つの電流を使用して体組成をチェックする「デュアルタイプ体組成計」を開発し、その第1弾としてインナースキャンデュアル「RD-501」「RD-902」「RD-903」を発表。新製品に関する記者発表会を開催した。

 デュアルタイプ体組成計は、細胞全体の情報を取得する高い周波数と、細胞外の情報を取得する低い周波数という2つの電流を使う「デュアル式」計測技術を採用する体組成計。これにより、細胞レベルの変化を反映した高精度な計測を実現するという。

タニタが医療分野で培ってきた「デュアル式」計測技術を採用

 また、筋肉の質を評価する新たな指標「筋質点数」を導入したのも大きな特徴。筋質点数は、筋繊維の大きさや脂肪の線維質などの結合組織の含有量といった筋肉組織の状態を、電気的に評価した点数。筋質点数を計測することで、デュアルタイプ体組成計では体組成の量だけでなく質も可視化し、これまでにない効率的なからだづくりが実践できるとしている。

筋肉の質を評価するための「筋質点数」

同じ筋肉量でも、運動しているかどうかで質は変わってくるという

筋質点数の判定

男性は筋肉量から先に上がり、その後筋質もあがるが、女性は筋肉量が増えるより先に筋質が増える

タニタの調査で、短距離走選手と長距離走選手は筋肉量は違うが筋質は同じということがわかったという。これにより、筋肉量が少ないアスリートの筋肉評価方法として使用できるそうだ

スマホと連動

 また、RD-902とRD-903はBluetooth経由でiPhoneやAndroid端末と連携できる機能を搭載。アプリ「タニタ ヘルスプラネット」「ランニング応援ゲーム」「イケメン育成ダイエット ふとしの部屋」「365日腹筋アプリ SitApp」と連動する。

4種類のスマートフォンアプリと連動が可能

 カラバリは、RD-501がシルバー/レッドの2色、RD-902とRD-903がレッド/ホワイト/シルバーの3色。価格は全機種ともオープン

体組成計本体でデータを管理するRD-501

スマートフォンと連動してデータを管理するRD-902とRD-903

デュアル式で体組成計では一線を画する製品

タニタ 代表取締役社長の谷田 千里氏が登壇

 発表会では、タニタ 代表取締役社長の谷田 千里氏が登壇。谷田氏は「これまでの製品は量を計測するものでしたが、今回の製品は質を計測する製品となり、今までとは一線を画した製品になったと自負しています。医療現場で培ってきたデュアル式を取り入れた新たな体組成計で、質を把握する習慣を根付かせることで、日本を健康にしていくことに貢献したい」と述べた。

松村 邦洋さんの筋質はほぼ標準!?

なぜか笑点のテーマで登場した松村 邦洋さん、西内 ひろさんも登壇

 また、2010年の「タニタ健康ダイエット大使」を担当したこともある松村 邦洋さんと、タニタカバーモデルの西内 ひろさんも登壇した。

 松村さんと西内さんは、前もって新製品で筋質点数を計測しており、松村さんは48点だったとのこと。40代男性の筋質の平均は49点ということを聞いて松村さんは「僕はこの体型で標準なんですか? 意外ですねー。でも意外と筋肉はあるんですよ。誰からも気づかれないですけど」とコメント。

 西内さんの筋質は92点で、20代女性の標準は60点から87点とのこと。西内さんは「標準より上なんですね! うれしいです」と喜んでいた。

司会者に谷田社長が健康筋肉大使のポストも検討しているみたいですと伝えると、松村さんは「社長、今聞いたみたいな顔してますけど……。鍛えます」と返していた

 最後に、松村さんは新製品について「スポーツジムなどで測れるような細かいことが普通の体重計でわかるようになったら、体重が落ちていくのが見られて楽しくてしょうがないのではないでしょうか」と述べた。西内さんは、「質っていうのは初めてのワードだなと思いました。量や質が細かくわかれば、それだけダイエットなどのモチベーションも上がると思います。マラソンやトライアスロン仲間、美を意識するミスユニバース仲間にこの製品を教えたいです」とコメントした。

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