メーカー初参入にして、国内唯一のWindows Phone

Windows Phone初心者のためのMADOSMA講座

文●ASCII.jp

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MADOSMAのパッケージを開けてみよう!

 順番が前後したが、それではMADOSMAのパッケージを見てみよう。写真のようにシンプルで小型。注目点としては外側に「マウスコンピューター」という文字がまったくないこと。MADOSMAというブランド名、そしてWindowsという重要な2点のみが主張されている。

MADOSMAのパッケージ。マウスのロゴや文字は一切ないという割り切りよう。エコやナチュラルなイメージを与える黄緑と白の配色だが、実はマウスコンピューターの個人向けブランドは黄色。法人向けのMouseProは青。黄緑はその中間のイメージカラーでもある。

 知らない人が買いに来たら、ロハスとか無印っぽい、新しいブランドなのかと思ってしまうかもしれない。

パッケージ構成は非常にシンプル。ふたを開けると上段にスマホ本体。下段に付属品類が入っている。

 パソコンメーカーの製品だなと感じさせるのが、画面に貼られた解説。初期導入に必要な情報を簡潔にまとめている。バッテリーやSIMの入れ方、そしてボタンの説明など。実は本体にシルク印刷の類がない(実質、電源と音量調整しかないので迷いようもないが)ので、「電源どこだっけ?」というのがない。

 で、普通はこのシート買って最初に読んだら、はがして捨ててしまうと思うのだが、そこはマウスコンピューター。ちょっとした仕掛けを入れている。このシート、2層構造になっていて、はがすと液晶保護シートだけが残るのだ。

画面に貼られているシートは各種機能の説明が書かれており、簡易マニュアルにもなるという親切設計。

 スマホの新機種というのはわくわくして買うもの。そしてピカピカの状態で使い続けたい。となると保護シートは一緒に購入する人が多いと思う。ただ、貼るのが難しいので、使い始める前にちょっとした躊躇があったりするし、本体と同時に保護シートが出ない機種も多いので、その間どうしようかと悩んでしまうこともないわけではない。結果的に使うのが遅れてしまったら意味がない。このあたりのユーザーの不安を考慮してくれているのだ。

右上の部分からはがすことができる。ちなみに二層構造となっており、説明が書かれている層をはずすとその下が液晶保護シートになっている。つまり買ってすぐに使い始めても画面を指紋などで汚さなくて済む、というこれまた親切設計。

 付属品類はシンプル。付属するmicroSDカードの容量は16GBとなっている。本体ストレージは8GBとそれほど大きくはないのだが、データ保存用のカードをあらかじめ用意してくれている。

付属品の一覧。microSDカードとバッテリー、そしてMicro-USBケーブルなどが標準で付属する。マニュアルはシンプルだが要点が押さえられていてわかりやすい。バッテリーは2300mAh/3.8V。