全部盛りで税込み39万3984円
欲をいえば32GBメモリーをサポートしてほしい
筆者が注文したMid 2015のスペックは、Core i7-4980HQ(2.8GHz)、AMD Radeon R9 M370X(2GB)、16GBメモリー、1TBフラッシュストレージで、価格は税込み39万3984円。本当は、画像編集ソフトや動画編集ソフトを同時に起動させて作業していると挙動がおかしくなることがあるので、メモリーは32GBほしいのだが、CTOで選べないので仕方がない。次のモデルでは、ぜひ32GBメモリーに対応してほしいところ(さらにいえばより高性能なGPUも希望だが、本体の発熱が怖いですね)。
ここ数年、MacというとMac史上最薄・最軽量の「MacBook」やコストパフォーマンスの高さが光る「MacBook Air」といった薄型軽量モデルが大きく普及しているが、まだまだクリエイティブワークのためにMacを使っている人も大勢いる。そこで最も求められるものは、どこにでも持ち運べることに加えて、少しでも早く快適に作業を終わらせてくれる処理性能だ。正直Oculus Riftで使うノートというと、「NVIDIA GeForce GTX970M」を搭載したG-TuneのWindows機「NEXTGEAR-NOTE i5702」あたりがオススメなのだが、手持ちのソフトの多くがMac版なので、なかなか気軽に移行できない。
MacBookやMacBook Airに比べると、アップルの力の入れ具合が弱まってきている印象があるのは残念だが、MacBook Pro Retinaがフラグシップである点に変わりはない。可能なかぎり性能の高いノート型のMacがほしいなら、MacBook Pro Retinaの一択なのは確かなのだ。
主なスペック | ||
---|---|---|
製品名 | 15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル | |
直販価格(税別) | 28万2800円から | 22万4800円 |
CPU | Intel Core i7-4870HQ(2.5GHz) | Intel Core i7-4770HQ(2.2GHz) |
メインメモリー(最大) | 16GB 1600MHz DDR3L | |
ディスプレー(最大解像度) | 15.4インチRetinaディスプレイ(2880×1800ピクセル、IPS)、220ppi | |
グラフィックス機能 | Intel Iris Pro Graphics 5200(CPU内蔵)、AMD Radeon R9 M370X(2GB GDDR5) | Intel Iris Pro Graphics 5200(CPU内蔵) |
ストレージ | 512GB PCIeベース フラッシュストレージ | 256GB PCIeベース フラッシュストレージ |
光学式ドライブ | — | |
LAN機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN(1000BASE-T) | |
インターフェース | Thunderbolt 2端子(最大20Gbps)×2、USB 3.0端子(最大5Gbps)×2、HDMI端子(3840×2160/30Hzまたは4096×2160/24Hz出力対応)、Bluetooth 4.0 | |
カードスロット | SD/SDHC/SDXC | |
カメラ | 720p FaceTime HDカメラ | |
センサー | — | |
テレビ機能 | — | |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、デジタルマイク、ヘッドホン(ライン出力)端子 | |
本体サイズ | 約幅358.9×奥行き247.1×高さ18mm | |
重量 | 2.04 kg | |
バッテリー駆動時間 | 最大9時間のワイヤレスインターネット閲覧、最大9時間のiTunesムービー再生、最大30日のスタンバイ時間(99.5Whリチウムポリマーバッテリー内蔵) | |
オフィスソフト | Keynote、Numbers、Pagesなど | |
OS | OS X Yosemite | |
付属品 | 85W MagSafe 2電源アダプタなど |