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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第408回

歩いたり走ったりする猫をカッコよく撮るワザ

2015年05月29日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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草むらから現われてこっちへ向かってくる猫をちょっと遠くから望遠で。冒頭写真なので顔が写ってるヤツを持ってきてみた(2013年10月 キヤノン Powershot G16)
草むらから現われてこっちへ向かってくる猫をちょっと遠くから望遠で。冒頭写真なので顔が写ってるヤツを持ってきてみた(2013年10月 キヤノン Powershot G16)

 猫が歩いたり走ったりする姿ってケモノっぽくて好き。

 よく見てると、歩く姿ってバリエーションがすごく豊富。

 姿勢をギリギリまで低くしているのは何か狙ってるとき。抜き足差し足でそーっと近づいていくのだ。

 身体の位置が低いのでわかりやすい。

ぐぐぐっと姿勢を低くしてそっと歩いてる姿が妙に面白くて、望遠レンズでそっと狙ってみた(2012年3月 パナソニック LUMIX DMC-G3)
ぐぐぐっと姿勢を低くしてそっと歩いてる姿が妙に面白くて、望遠レンズでそっと狙ってみた(2012年3月 パナソニック LUMIX DMC-G3)

 逆にしっぽが立ってるときは、甘えてるときやごはんをもらえるとき。人に慣れてる猫は、なんかもらえそうだなとしっぽを立てて歩いてるのだ。

街中の地域猫はまわりに人がいても気にせず、エサの時間になるとしっぽを立てて歩いて行くのだ(2013年10月 キヤノン Powershot G16)
街中の地域猫はまわりに人がいても気にせず、エサの時間になるとしっぽを立てて歩いて行くのだ(2013年10月 キヤノン Powershot G16)

 実は歩いてる姿を撮るのはちょっと難易度が高い。何しろ相手は動いてるのである。普通に撮ったのでは猫がブレて写ってしまう。

 シャッタースピードを上げ、猫の動きに合わせてカメラを動かしながら撮るとよい。

 撮るときは歩く姿を中心に入れるより、前か後ろかどちらかにおくのがおすすめ。

中心に入れるとただ通り過ぎる猫を撮っただけのおもしろみのない写真になりがち(2015年5月 オリンパス OM-D E-M1)
中心に入れるとただ通り過ぎる猫を撮っただけのおもしろみのない写真になりがち(2015年5月 オリンパス OM-D E-M1)

 前を大きくあけると、「何かへ向かって行く」感じが出る。前向きな方がよい。

 冒頭写真もそうだ。

カメラをぐっと下げ、前方を広めに確保すると、前向き感が出る(2015年1月 オリンパス OM-D E-M1)
カメラをぐっと下げ、前方を広めに確保すると、前向き感が出る(2015年1月 オリンパス OM-D E-M1)

 可能ならカメラの位置をぐぐっと下げると背景も入ってきて雰囲気が出てくる。

(次ページに続く、「後ろを大きく開けて逃げていく感じに

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