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「200ユーザー以下」規模のVDI環境向けアプライアンスなど

中小規模のシトリックスVDI環境を容易に展開、デルが新製品

2015年05月27日 18時03分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 デルは5月12日(米国時間)、シトリックス製品をベースとしたデスクトップ仮想化環境(VDI)の導入展開を簡素化する製品ポートフォリオを発表した。最大200ユーザーまでの小規模なVDI環境を迅速に導入/管理できる、アプライアンス向けの新しいアーキテクチャ「Dell Appliance for Wyse - Citrix」も含まれる。

 この発表は、フロリダ州オーランドで開催された「Citrix Synergy 2015」で行われたもの。新製品、および既存製品の新バージョンが披露された。

 Dell Appliance for Wyse - Citrixは、「Citrix XenDesktop」を用いたVDI環境を、アプライアンスとして迅速に導入/管理可能にする新しいアーキテクチャ。1台のアプライアンスを導入することで、最大200ユーザまでのVDI環境を簡単に展開できる。

 アプライアンスには2つの構成オプションがあり、エンクロージャ内にストレージも内蔵する(外部ストレージ不要)。また、導入展開のためのスクリプトおよびソフトウェアがプリインストールされた状態で提供される。PCを買うように単一のSKUを選択するだけで簡単にオーダーができ、独自の設定ウィザードによって構成/インストールのタスク数は90%以上も削減されているため、小規模な組織でもVDI環境を自身で購入、構築できる。

 さらにDell Wyseのゼロクライアント端末「Wyse Xenith」と組み合わせることで、XenDesktopのフル機能が利用できる効率と管理性の高いVDI環境が実現するとしている。

 同製品は、2015年夏に米国および世界各地で発売予定。米国向けの希望小売価格は、1ユーザーあたり410ドルからとなっている。

 また、Wyseエンドポイント管理製品の新版「Dell Wyse Device Manager 5.5(WDM 5.5)」では、ユーザーエクスペリエンス、管理、スケーラビリティなど複数の機能強化が行われている。新しい監視インタフェース「WDM Health Monitor」を搭載したほか、小規模向け無料エディション(Workgroup Edition)で、最大250台のエンドポイントにイメージ配布を同時実行できるようになった。米国では今後数カ月以内に提供開始予定(日本国内も同様)。

 さらに、仮想環境/VDIのパフォーマンス管理製品の最新版となる「Dell Foglight for Virtualization 8.2」も発表された。同製品で管理することにより、XenDesktopやXenApp環境のパフォーマンスのボトルネックを素早く特定、改善できるとしている。同製品はすでに発売されている。

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