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2015年夏モデルは、ストレージも倍増の512GBに

弱点解消!薄くて格好いいゲーミングPC「OMEN 15」、GTX 960M化で3割高速に

2015年05月27日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 日本ヒューレット・パッカードは5月27日、2015年夏モデルの一環として、15.6型ゲーミングノート「OMEN」の新モデル「OMEN 15-5100」を発表した。薄型の凝ったデザインはそのままに、GPUが最新世代の「GeForce GTX 960M」に強化され、ゲーム性能が約3割アップしているという。

GPUが「GeForce GTX 960M」になった15.6型ゲーミングPC「OMEN 15-5100」(製品版は日本語キーボードを搭載)

 OMEN(オーメン)は、2006年に米ヒューレット・パッカードが買収したゲーミングPCメーカー「Voodoo PC」が持っていたブランドで、「ゲーマーにとっての良い兆候」という意味を込めている。初代モデルの「OMEN 15-5000」は、2014年末に発表され、約19.9mmの薄型筐体、底面方向に斜めになったシャープなデザイン、本体底面から給気しヒンジ下から排気するオリジナル設計の冷却ユニットなどが話題となった。

独自開発の吸排気システム。メッシュ状の底面から給気し、背面から排気。排気が底面に回り込まないよう、ゴム足を配置している(「OMEN 15-5000」の資料より)

 この初代モデル、CPUはCore i7-4710HQ(2.5GHz)で、ストレージがM.2の中でもPCI Express接続タイプのSSD(256GB)を搭載するなどスペックも優れていた。唯一残念だったのがGPUが「GeForce GTX 860M」であったことで、2015年3月に「GeForce GTX 960M」が登場すると、前世代のGPUのゲーミングノートとなってしまった。

 この弱点を解消したのが、今回発表された「OMEN 15-5100」で、冒頭の通りGPUは「GeForce GTX 960M」に世代更新。CPUもCore i7-4720HQ(2.6GHz)と少々であるが速くなっている。さらにSSD容量も、512GBと倍増している。こうした効果により、「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」のベンチマークソフトによる結果が、約30%アップしたという。

 本ベンチの結果は、既存モデルも最高位「はぐれメタル級」だった。だがこれは「1280x720 標準品質」の結果であり、新モデルであれば、グラフィックスを高精細なモードにしても、より快適にゲームが楽しめるはずだ。

 価格はこれまで同様で、8GBメモリーモデルが21万5784円、16GBメモリーモデルが24万2784円。日本ヒューレット・パッカードの直販サイト「HP Directplus」で5月27日より販売する。

「OMEN 15-5100」の主なスペック
CPUCore i7-4720HQ(2.60GHz)
メモリ8GB(15-5109TX)/16GB(15-5110TX)
グラフィックスGeForce GTX 960M(4GB)
ディスプレー15.6型ワイド(1920×1080ドット)
ストレージ512GB SSD(M.2接続)
通信機能IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth Ver4.0
インターフェースUSB 3.0×4、HDMI×1、Mini DisplayPort×1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
オーディオ機能Bang&Olufsenデュアルスピーカー
カードスロットSDカードスロット
本体サイズ/重量幅383×奥行き251×高さ15.5~19.9mm(ゴム足含まず)/2.15kg
OSWindows 8.1 Update(64ビット)
HP Directplus -HP公式オンラインストア-

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