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LTE版「Surface 3」はSIMフリー、“マイクロソフトの反撃を象徴する製品”

2015年05月19日 23時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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Surfaceファミリーで最も薄く、最も軽量

 発表会では、日本マイクロソフト 樋口泰行 代表執行役が登場し、「Surface 3」日本発表とともに、マイクロソフトが変わったことやマイクロソフトの反撃を象徴する戦略的製品と宣言。「PCの機能が使える真のタブレット、他はタブレット未満」とし、Surface 3がペン入力をはじめ、サイズ、価格帯、LTE対応など申し分のないタブレットになっているとした。

日本マイクロソフト 樋口泰行 代表執行役

米マイクロソフト Surface & Windows Hardware セールス & マーケティング担当のブライアン・ホール(Brian Hall) ジェネラルマネージャー

 続いて登壇したのは、米マイクロソフト Surface & Windows Hardware セールス & マーケティング担当のブライアン・ホール(Brian Hall) ジェネラルマネージャー。「Surface Pro 3」がとりわけ日本で伸びていることに触れつつ、最高のものをもっとモバイル向けにすることを目標に「Surface 3」を開発したと明かし、詳細なスペックに触れた。また、今後ARM版Surface、RTはないと明言していた。

 「Surface 3」は、マグネシウム合金製の筐体を継承。薄さ8.7mm、重量約622g(4G LTE モデルは約641g)と、Surfaceファミリーで最も薄く、最も軽い。キックスタンドは3段階の調節が可能だ。

搭載CPUはAtom x7-8700(1.6GHz)

「Surface 3」は薄さ8.7mm、重量約622g(4G LTE モデルは約 641g)

キックスタンドは3段階の調節が可能

 日本独自仕様として、Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスをプリインストール。最新版Officeに永続的にアップグレード可能なほか、オンラインストレージ「OneDrive」(容量1TB)を1年間無償で利用できる。Windows 10提供開始後、無償アップグレード可能。

 5色の「Surface 3 Type Cover」、4色の「Surface ペン」、強化ガラス製「Surface 3 スクリーン プロテクター」、周辺機器との接続ができる「Surface 3 ドッキング ステーション」も用意される。

5色の「Surface 3 Type Cover」、4色の「Surface ペン」を用意

「Surface 3 ドッキング ステーション」端子

スペック
製品名 Surface 3(一般向け) Surface 3(企業向け)
CPU Atom x7-Z8700(1.6 GHz )
メインメモリー(最大) 2GB/4GB 4GB
ディスプレー(最大解像度) 10.8型ワイド ClearTypeフルHD+ディスプレー(1920×1280ドット)、アスペクト比3:2、マルチタッチ
ストレージ 64GB(2GBメモリーのみ)/128GB(4GBメモリーのみ) 64GB/128GB
LAN機能 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN(1000BASE-T)
インターフェース USB 3.0端子(フルサイズ)、Mini DisplayPort端子、microUSB 2.0端子、Bluetooth 4.0
カードスロット microSD/microSDHC/microSDXC
カメラ リア:8.0メガピクセル(1080p、オートフォーカス)、フロント:3.5メガピクセル(1080p)
センサー GPS、Assisted GPS、GLONASS(4G LTEのみ)、光、近接、加速度計、ジャイロスコープ、磁気、電子コンパス
サウンド機能 Dolbyサウンド対応ステレオスピーカー、マイク
SIMカードスロット nano SIM
対応バンド 4G LTE:バンド1(2.1GHz)/3(1.7GHz)/8(900MHz)、3G:バンド1(2.1GHz)/8(900MHz)
キックスタンド 3段階
本体サイズ 約幅267×奥行き187×高さ8.7mm
重量 約622g(4G LTEは約641g)
電源 13W(microUSBを利用)
バッテリー駆動時間 最大10時間の動画再生
オフィスソフト Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス なし
OS Windows 8.1 Update(64bit) Windows 8.1 Pro Update(64bit)

 「命をかけてがんばる」と登壇したのは、ソフトバンクモバイル エリック・ガン 専務取締役。日本マイクロソフトと戦略的パートナーシップを結び、世界に先駆けてソフトバンクが販売する。一括払いの場合は前述したとおりで、回線契約を行なわずに購入することもできる。対応料金プランは、月額基本使用料3696円(4年目以降4196円)。月間データ通信量は7GB。

対応料金プランは、月額基本使用料3696円(4年目以降4196円)。月間データ通信量は7GB

スマホとのシェアプランも用意

 先行予約特典として、Y!mobile回線契約とセットで予約した購入者に「Surface ペン」をプレゼントするキャンペーン(なくなり次第終了、カラー指定不可)、また7月末までの購入特典として、月額基本使用料を最大3カ月無料とするキャンペーンを展開する。

Y!mobile回線契約とセットで予約・購入したユーザー向けの特典を用意


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