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AMD、Carrizo-LことノートPC用APU「AMD 7000シリーズ」を発表

2015年05月08日 20時00分更新

文● 北村/ASCII.jp

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 AMDはニューヨークで開催した「2015 Financial Analyst Day」で、新型APU「AMD 7000シリーズ」と新型GPU「Radeon 300シリーズ/M300シリーズ」を発表した。

AMD 7000シリーズ

 開発コードネーム“Carrizo-L”ことAMD 7000シリーズは、OEM PC向けのAPUで、新たにDirectX 12やWindows 10に対応する。ラインナップは以下のとおり。

「AMD 7000シリーズ」ラインナップ
型番 A8-7410 A6-7310 A4-7210 E2-7110 E2-7010
コア数 4 4 4 4 2
最大動作クロック 2.5GHz 2.4GHz 2.2GHz 1.8GHz 1.5GHz
L2キャッシュ 2MB 2MB 2MB 2MB 1MB
メモリー最大速度 DDR3-1866 DDR3-1600 DDR3-1600 DDR3-1600 DDR3-1333
内蔵GPU Radeon R5 Radeon R4 Radeon R3 Radeon Radeon
TDP 12~25W 12~25W 12~25W 12~25W 10W

 Radeon M300シリーズは、GCNアーキテクチャーを採用したノートPC向けGPUで、DirectX 12をフルサポートする。AMD Enduroテクノロジーによる電力管理技術で、性能を損なわずに効率性アップを実現する。現在、Alienware、Dell、HP、Lenovo、東芝が搭載製品を出荷しており、他のOEMも順次出荷を開始する予定だ。

 Radeon 300シリーズは、OEMのみに提供するデスクトップPC向けGPUで、HPがすでに搭載製品を出荷しているという。こちらもGCNアーキテクチャーを採用し、DirectX 12をフルサポートする。

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