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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第405回

猫撮りに欠かせない!? 富士フイルム「X-T1」とF1.2レンズの組み合わせ

2015年05月08日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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富士フイルムのカメラは緑がすごくきれいに出る。日本のカメラって感じ。それと猫を一緒に。右目にピントを合わせてF1.2で(2015年4月 富士フイルム X-T1)
富士フイルムのカメラは緑がすごくきれいに出る。日本のカメラって感じ。それと猫を一緒に。右目にピントを合わせてF1.2で(2015年4月 富士フイルム X-T1)

 さて、先週に引き続いて富士フイルムのミラーレス一眼「X-T1」の話。

 今回、「56mmF1.2 R」という非常に明るい単焦点レンズをお借りしたのである。買うと10万円オーバーする単焦点レンズ。さすがに高い。高いけど、猫撮りには欠かせないのだ。

 まず56mmをAPS-Cサイズセンサーのカメラにつけると84mm相当になる。いわゆる中望遠である。しかもF1.2である。背景が大きくボケるのである。10万円以上のレンズだけあり、背景のボケ方もきれい。ふわっとやさしくボケてくれる。

 ポートレート向きのレンズなんだけど、猫を撮るときも、つかず離れずほどよく客観的に撮れる焦点距離なのだ。

 今回はそのレンズでF1.2の絞り開放で撮った写真を集めてみた。

 もし飼い猫を撮りたいならこれである。

 背景が汚くても大きくきれいにボケてくれるからバレない。室内でもISO感度をあまり上げなくていいから撮りやすい。

うちの「かふか」。ベッドの上なんだけど、背景が大きくボケてくれたのでちょいと助かりました。室内でもふわっと明るく撮れるのが明るいレンズのよさ(2015年4月 富士フイルム X-T1)
うちの「かふか」。ベッドの上なんだけど、背景が大きくボケてくれたのでちょいと助かりました。室内でもふわっと明るく撮れるのが明るいレンズのよさ(2015年4月 富士フイルム X-T1)

 とまあネガティブな理由もあるけれども、ふわっときれいに撮りたいならこういうレンズがいいのだ。F1.2ともなるとかなり高価になるけど、各社ともF1.4から1.8クラスの中望遠レンズを出してるので、そういうのを一本持っておくべし。

 続いて先月撮影した「小梅」ちゃん。

 キャットタワーの上で毛繕いをはじめたので、シャッタースピード優先の1/500秒に切り替えて舐めてる瞬間をちょいと連写。

気持ちよさそうに毛繕いしております。シャッタースピードを上げないと被写体ぶれしちゃうので室内ではなかなか難しいのだ(2015年4月 富士フイルム X-T1)
気持ちよさそうに毛繕いしております。シャッタースピードを上げないと被写体ぶれしちゃうので室内ではなかなか難しいのだ(2015年4月 富士フイルム X-T1)

 お次はあくびの瞬間。こちらはちょっと難易度が高い。

 猫の顔(に限らず人もそうなのだけど)を撮るときの基本は、手前側の目にピントを合わせること。でもあくびする瞬間って顔がちょっと後ろに動くから目の位置も動いちゃうのだ。

大あくびした瞬間を狙って撮った小梅ちゃん。あくびのとき、ちょっとあさっての方向を見るのが面白い。くるんと丸まった舌が猫あくびのチャームポイント(2015年4月 富士フイルム X-T1)
大あくびした瞬間を狙って撮った小梅ちゃん。あくびのとき、ちょっとあさっての方向を見るのが面白い。くるんと丸まった舌が猫あくびのチャームポイント(2015年4月 富士フイルム X-T1)

 超高速AFのカメラなら瞬間的にピントを合わせてくれるから、あくびする瞬間にAF&撮影をしちゃえばいいのだけど、X-T1のAFはさほど速くないので、あらかじめピントを合わせておき、あくびしたタイミングで撮る。若干ピントの山がずれるのはご勘弁を。

(次ページに続く、「屋外でも使いやすいF1.2レンズ)」

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