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T教授の「戦略的衝動買い」 第330回

「続きはiPhoneで!」のApple Watchを衝動買い!

2015年05月06日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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装着感が素晴らしい「ミラネーゼループ」

比較的安っぽいプラスティックケースを開けるとApple Watchが登場する

比較的安っぽいプラスティックケースを開けるとApple Watchが登場する

 筆者が購入したのは、金無垢を嫌がる最も日本人好みの「ミラネーゼループ」(ベルト)付きのステンレス(シルバー)モデルだ。デザイングッドだが、無難なデザインは最も他人とカブることが多いモデルだ。

プラスチックケースの下には、器用に丸めた充電ケーブルとACプラグが収納されている

プラスチックケースの下には、器用に丸めた充電ケーブルとACプラグが収納されている

マグネットでベルトのルーズ&タイトを自由に調整できる秀作ベルトだ

マグネットでベルトのルーズ&タイトを自由に調整できる秀作ベルトだ

言語設定を選んで、続いてiPhoneとの連携処理に入る

言語設定を選んで、続いてiPhoneとの連携処理に入る

NFCの代わりにiPhoneでApple Watchの画面の模様を読み取って連携する

NFCの代わりにiPhoneでApple Watchの画面の模様を読み取って連携する

すでにiPhoneに対応したアプリを導入していれば、自動的にApple Watchにも設定してくれる

すでにiPhoneに対応したアプリを導入していれば、自動的にApple Watchにも設定してくれる

 一般的なスマートウォッチと同様、腕時計と専用アプリを導入したスマホ(iPhone)が無線連携し、無線電波が届く距離範囲内で利用できる腕時計クライアントだ。技術と戦略の違いからNFC(近距離無線通信)をサポートしていないiPhoneでは、カメラでApple Watchの画面上に表示される模様を撮影して初期連携を行なう。

 言語設定を終え、Apple WatchとiPhoneの無線通信が確立すればすぐにApple Watchを使うことができる。Apple Watchは安いモデルでも昨今売れ筋の一般的な国産腕時計の3倍から6倍くらいの高価格帯だ。しかし、単なる腕時計としてみてもなかなか素晴らしい点も多い。

ステンレススチールケースとミラネーゼループ・モデルはオンにもオフにも使えるApple Watchの定番モデルだ。ただし業界ではカブることが多いだろう

ステンレススチールケースとミラネーゼループモデルはオンにもオフにも使えるApple Watchの定番モデルだ。ただし、業界ではカブることが多いだろう

ブルガリグループのジェラルド・ジェンタのミッキー腕時計も液晶のほうが綺麗!?

ブルガリグループのジェラルド・ジェンタのミッキー腕時計も液晶のほうが綺麗!?

 税込9万円少々の値段に見合うかどうかは意見が分かれそうだが、筆者の購入したミラネーゼループは極めて素晴らしい装着感だ。ベルトサイズの固定はよくあるベルト穴ではなく、マグネット吸着を利用しているので、ベルトをタイトにもルーズにも、どの位置でも固定できる優れものだ。

ミラネーゼループもスポーツベルトなどと同様、中央のボタンを押してスライドして外すことができる。簡単に交換可能な素晴らしい発想だ

ミラネーゼループもスポーツベルトなどと同様、中央のボタンを押してスライドして外すことができる。簡単に交換可能な素晴らしい発想だ

この時期、汗をかいたらベルトだけを外して水道水で洗うのがベストだ

この時期、汗をかいたらベルトだけを外して水道水で洗うのがベストだ

 また、常にループ形状を保っているので、ループを最大にして着脱するときも不用意に高価なApple Watchを落下させる危険性が極めて少ない。素晴らしいマグネット方式のベルトではあるが、現状のマグネット式充電ケーブルをミラネーゼループを使用しているApple Watchでクイックに使うには、両方のマグネットが干渉し多少面倒だ。早々にサードパーティが発売している充電用スタンドを買う気になってしまった。

充電は1~2日に一回は必要になるイベントだ。マグネットを使うミラネーゼループだと、充電マグネットとくっついて少し面倒。サードパーティー製の充電スタンドを買ったほうがいいかも

充電は1~2日に一回は必要になるイベントだ。マグネットを使うミラネーゼループだと、充電マグネットとくっついて少し面倒。サードパーティー製の充電スタンドを買ったほうがいいかも

次ページへ続く、「基本的には通知とグランスの使用が中心

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