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性能怪獣なZenFone 2の実機を入手 早速いろいろチェックした!

2015年04月26日 12時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp

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ついに国内リリースが公表されたZenFone 2の実機をレビュー

 先週、国内リリースが発表されたASUS「ZenFone 2」。前モデルの「ZenFone 5」はミドルクラスのスペックだったのに対し、ZenFone 2は同社が“性能怪獣”(パフォーマンス・モンスター)とアピールする、堂々のフラグシップ級の性能を持つ。

 そんなZenFone 2について、写真と画面を中心に詳しくチェックしていこう。

5.5型フルHD液晶と前モデルから大型化
でも持ちやすくて、スリープからの復帰も簡単

 ZenFone 5からの変更点で最大のものが画面の大型化。5型HD液晶から、5.5型フルHD液晶になった。横幅も約72.8mmから約77.2mmに拡大されているので、持ちやすさについてはいろいろな意見があるだろうが、ファブレット好きで大型端末の操作に慣れている本稿担当は、もちろん◎。ちなみにこの横幅はiPhone 6 Plusと同じ。しかし、縦方向は152.5mmと短く(iPhone 6 Plusは158.1mm)、片手操作ではプラスとなる。

 デザインでは背面のヘアライン入りの金属風塗装が特徴的。テスト機はグレイでシンプルだが、この金属風塗装がより合っていると個人的に感じるのはレッドやゴールド。ちなみにオプションでフリップカバーが用意されるほか、発表会会場ではさらに個性的なカラーの純正カバーも参考展示されていた。

ヘアラインはかなり強調気味。今回背面にボリュームボタンが設置された

こちらは発表会会場でチェックしたレッドモデル

左写真はZenFone 5、右写真はiPhone 6 Plusとの比較

 その背面には丸みがある。最厚部は約10.9mmでやや厚めだが、丸みによって、持ちやすさについては好印象。ちなみに電源ボタンが端末上部で押しにくく、スリープからの復帰が大変なのでは? と、最初手にしたときには思ったのだが、実は画面を2回タップするだけで復帰可能なので心配する必要はない。

前面下部もヘアライン入りで、メインキーはタッチ型の独立タイプなのは前モデルと同じ

こうして見ると、背面がかなり丸いのがわかる

背面カバーは取り外せるが、前モデル同様にバッテリーの交換は不可。日本向けモデルもデュアルSIM仕様だが、2つ目のSIMは2G専用なので、基本的に海外旅行時に役立つものとなる

 先述したスペックの高さの代表格が、CPUとメモリー。テスト機は3モデル用意されている中の最上位モデルで、CPUはクアッドコアで2.33GHz動作のIntel Atom Z3580、メインメモリーは4GB、ストレージは64GBとなっている。なお、中位モデルはストレージが32GBに、下位モデルはさらにCPUが1.83GHzのAtom Z3560となる。

4GBメモリーゆえのこの余裕。ベンチマークテストの結果も現在の最速級だ

 LTE対応バンドも数多く、日本国内向けのバンドもしっかり利用できるだけでなく、海外出張でも大いに活躍してくれそうだ。無線LANも2.4GHz帯のIEEE802.11nまでだった前モデルに対し、本機はIEEE802.11acで2.4GHz/5GHz帯両対応になっている。


(次ページでは、「スペックどおりにもちろんサクサク」)

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