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3種類の音質バリエーションを用意する「XJE-MH2」も用意

ソニーエンジニアリング、受注生産のテイラーメイドイヤフォン「Just ear」受注開始

2015年04月23日 15時02分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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「XJE-MH1」「XJE-MH2」

 ソニーエンジニアリングは4月23日、完全受注生産で耳の型を採る「Just ear」ブランドのイヤフォン「XJE-MH1」「XJE-MH2」を発表した。

 XJE-MH1は、数多くのヘッドフォンの音響設計を手掛けたエンジニアによる音質カスタムモデル。ユーザーに対してヒアリングを実施し、使用環境や好む音楽に合わせて最適な音質を提案するとしている。受注時に耳の型を採り、納品時にフィッティング調整を行うイヤフォンで、世界で1台のイヤフォンを制作する。XJE-MH2は、モニター/リスニング/クラブサウンドの3種類の音質バリエーションを用意する音質プリセットモデルとなっている。

 どちらも、クリアな音質が特徴のバランスド・アーマチュア型ドライバーユニットと、厚みのある音質が特徴の13.5mmのダイナミック型ドライバーユニットを採用。中高音域にはバランスド・アーマチュア型を、低音域にダイナミック型をそれぞれ使用するハイブリッド型音響構造により、広帯域にわたって瑞々しい音質を実現したという。

 また、外耳道に収まる音導管部に体温で柔らかくなる樹脂材料を採用し、快適な装着感や安定した音質を得ることが可能とうたう。コードは、OFCリッツ線を用いたおよそ1.2mまたはおよそ1.6mの着脱式となっている。

 キャリングケース、キャリングポーチ、クリーニングツールが付属する。予想価格は、XJE-MH1が30万円前後、XJE-MH2が20万円前後。販売は東京ヒアリングケアセンター青山店が担当する。4月29日より先行受注を開始予定だ。

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