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拠点向けのセキュリティアプライアンス「FortiGate-70D」も発表

52Gbpsのスループットを持つ「FortiGate-1000D」市場投入

2015年04月22日 15時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 4月22日、フォーティネットジャパンは小規模データセンター向けの高性能次世代ファイアウォール(NGFW)「FortiGate-1000D」と分散型オフィス向け「FortiGate-70D」を日本市場に投入することを発表した。

 FortiGate-1000Dは小規模データセンターや企業のネットワート向けのNGFWで、不正侵入検知/防御、アプリケーション制御、高度なマルウェア対策などのトップレベルのセキュリティを実現。最新のFortiASIC NP6/CP8プロセッサーにより、コンテンツ、アプリケーション、そしてユーザー/デバイスのふるまいを詳細に検証することが可能になるという。2つの10GbEと32のGbEのインターフェイスを装備し、最大52Gbpsのファイアウォールスループット、最大8GbpsのIPSスループットを誇る。

最大52Gbpsのファイアウォールスループットを誇るFortiGate-1000D

 FortiGate-70Dは、分散したリモート環境にある事業所や小売業のネットワークに最適なセキュリティアプライアンス。ファイアウォールやアプリケーション制御、高度な脅威保護(ATP)、不正侵入検知/防御(IPS)、VPN、Webフィルタリングなどの高度な保護機能をすべて提供する。Windows、Mac OS X、モバイルデバイスに対応する「FortiExplorer」のウィザードにより、すばやい設定と構成が可能になる。また、仮想UTM(VDOM)機能によって、ネットワークをセグメント化してゲストや従業員のアクセスを制御したり、ユーザーのクレジットカード情報などの重要なデータを保護できる。ファイアウォールスループットは最大3.5Gbps、IPSスループットは275Mbpsとなっている。

最大3.5Gbpsの拠点向けアプライアンスFortiGate-70D

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