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ここが変わったWindows 10 第27回

度量衡の変換機能が改善

Windows 10、「電卓」ストアアプリ化でタッチも快適

2015年04月19日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp

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 3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表した。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。

 この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。

Windows 8.1の「電卓」アプリ

 Windowsに古くから搭載されていた「電卓」アプリもリニューアルした。

 Windows 10 TPの「電卓」はストアアプリになっている。大きめのボタンになり、タッチでも快適に操作できるインターフェースを採用しているのが特徴だ。

 基本的な計算機能や関数電卓、プログラマー用の電卓などは継承しているが、「日付の計算」や住宅ローンや自動車リースを計算できる「ワークシート」など、いくつかの機能がなくなっている。日本語の翻訳も微妙で、「仕事率」が「パワー」になったのはまだいいのだが、「面積」が「領域」になっているのは誤訳で、そのうち修正されることだろう。

サッカーボール何個分かがわかる

100カラット=20グラム、サッカーボール0.05にほぼ等しいことがわかる


 度量衡の変換機能が改善されており、計算結果に「ほぼ等しい」他の結果も表示されるようになった。例えば、重量と質量の計算なら、サッカーボール○個ぶん、領域(面積)なら、レターサイズ○枚ぶん、などということがわかるのだ。

 最新ビルド10049では「メモ帳」や「サウンドレコーダー」は従来通りのアプリが搭載されているが、タッチ操作に対応させるため、これらも徐々にストアアプリに置き換えられていく可能性は高い。


※本記事内の画像はすべてBuild 10049です

Windows 10の「電卓」アプリ


ストアアプリなので最小サイズは決まっているが、大きくすることは可能。Windows 8.1のアプリはサイズ変更できなかった


「電卓」メニューから、様々な計算ができる電卓を表示できる


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