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クラスター構成でのフェイルオーバーも可能で高い可用性

Synology、クアッドコアCPU搭載の5ベイNAS「DS1515」

2015年04月16日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 4月15日、台湾のNASベンダーであるSynology(シノロジー)は中小企業向けの5ベイNAS「DiskStation DS1515」を発表した。

中小企業向けの5ベイNAS「DiskStation DS1515」

 2GBのメモリを組み合わせたクアッドコアCPUと4つの1Gbpsポートを搭載。Windows環境でRAID5構成のとき、書き込み速度421MB/秒、読み取り速度403MB/秒という性能を発揮するという(リンクアグリゲーション有効時)。また、ハードウェア暗号化エンジンにより、最大読み取り速度296MB/秒、書き込み速度150MB/秒という高速暗号化データ転送が可能となるという。SSDキャッシュもサポートし、読み書きの高速化に寄与する。

 4つのLANポートでのリンクアグリゲーションやHDDのホットスワップでの交換はもちろん、2台のサーバーをクラスター化する「Synology High Availability」に対応しており、ネットワークが突然切断してもサービスを続行できる冗長性を確保。さらに2台のDX513拡張ユニットをeSATA接続することで、最大で15台のドライブにスケールアップできるという。設定や運用は、直感的なGUI操作が可能な「DiskStation Manager」を利用できるという。販売予定価格は92800円。

DiskStation ManagerでNASとPC、スマホのファイルを自動的にシンクロするクラウドステーションの設定

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