地域行政とケーブルテレビの連携による新しい地域情報サービスの模索
防災行政無線をテレビで放送、町内放送のスピーカーは聞こえにくい! という不満を解消
2015年04月13日 16時17分更新
東京ケーブルネットワークとメディアキャストは、国内発となる自治体防災行政無線の音声をテレビでから発声させる実証実験を4月13日から実施した。
東京ケーブルネットワークのテレビ接続者(東京都荒川区・千代田区・文京区)を対象とした実証実験で、地区の町内放送スピーカーで流れる防災情報・行政情報を地上デジタルのTCNコミュニティチャンネル経由で聞くことができる。
内容は防災行政無線の音声に加え、行政からの緊急メールをオーバーレイで画面に表記させることも可能。実証実験では町会・自治会役員などをモニターとしたアンケートも実施され、ケーブルテレビの特徴を活かした地域情報サービスの向上を検討する。