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大手・中堅企業向けの「ホスティングサービス」を提供

富士ゼロックス、AWS上に自社アプリケーションのシステムを構築

2015年04月13日 14時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 4月13日、富士ゼロックスはAWSを利用した自社アプリケーションのシステム構築・運用管理サービスを発表。クラウドを活用した新たなサービスとして、大手・中堅企業向けの「ホスティングサービス」を本日より開始する。また、今回のホスティングサービスの提供開始にともない、AWSの「APNテクノロジーパートナー」資格を取得したこともあわせて発表された。

 第一弾として提供するアプリケーションは、エンジニアリング環境における図面や技術文書の管理・活用を支援する「ArcSuite Engineering」と文書の共有を促進する「DocuShare」の2つ。両商品ともに、従来はオンプレミス型で提供していたが、今回のホスティングサービスでは、オンプレミスで導入する場合に必要だったサーバーの構築・初期利用環境の設定、日常的なシステムやアプリケーションの運用管理などを、クラウド環境上の構築・運用支援サービスとして提供する。

 富士ゼロックスは、2014年11月からサービス提供を開始している「ハウジングサービス」と合わせてクラウド基盤サービスのラインアップを強化。システム運用業務の負担軽減、ITコストの効率化に貢献するとともに、アプリケーションの新たな導入方法の選択肢を提供するという。

 提供にあたっては、ユーザーのクラウドへの接続形態や利用規模などに応じた月額利用料金を設定。提供するアプリケーションは今後順次拡大していく予定となっている。

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