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4Kカメラ搭載、GPSより精密なポジショニング機能の搭載でさらに飛ばしやすく

ベストセラーマルチコプター「Phantom」に4K撮影も可能な最新モデル登場

2015年04月10日 17時03分更新

文● 行正和義/ASCII.jp

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Phantom 3 Professional

 DJIは4月9日、マルチコプターの最新モデル「Phantom 3」を発表した。ベストセラー機Phantom 2の後継にあたり、4K撮影にも対応する。

 基本的な機体デザインはPhantom 2と同様で、標準的装備の機体重量は1280g、プロペラを含む本体サイズは689×689mm。2.4GHzのラジコン用無線でコントロールし、専用プロポ(送信機)を用いる。「Phantom 3 Professional」と「Phantom 3 Advanced」の2タイプが用意される。

Phantom 3 Advanced

 同社上位機種「INSPIRE 1」の撮影機能、リアルタイム画像伝送機能が盛り込まれており、Professionalでは最高4K画質(4096x2160p:24/25fps)の動画撮影が可能(Advancedは1920×1080p、24/25/30/48/50/60のフルHD)。カメラはいずれも3軸ジンバルに搭載され、機体の傾きを自動補正する。専用受信機を介して画像をリアルタイム転送、プロポにセットするなどしたタブレットを見ながら空撮が可能。

Phantm 2を継承する専用プロポ(画像確認用のタブレットは付属しない)

 飛行機能も強化され、従来からのGPS+気圧高度計に加えて超音波式対地高度計と光学的ポジショニング機能が追加され、GPSが受信できない屋内でも安定した高度維持、自動離着陸(緊急時およびマニュアル操作)が可能となった。価格はAdvancedが15万984円より、Professionalが18万9000円より。

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