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写真の距離計測やピント位置変更を検証

内蔵カメラで距離測定やピント変更も! 「Venue 8 7000」の実力とは (1/2)

2015年04月02日 16時50分更新

文● 松野/ASCII.jp

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 Dell Venue 8 7000は、インテルの3Dカメラ「RealSense Snapshot Depth」を搭載した世界初の8型タブレットだ。今回はデザインやスペックを紹介しつつ、3Dカメラの機能を実際に試してみる。

「Venue 8」の主なスペック
CPUAtom Z3580(2.3GHz)
メモリー2GB(DDR3)
グラフィックスインテル HD グラフィックス
ストレージ16GB eMMC
ディスプレー8.4型 OLED タッチパネル
解像度WQXGA(2560×1600ドット)
カメラ800万画素(背面、Realsense Snapshot Depth)、約200万画素(前面)
通信規格IEEE 802.11b/g/n/ac、Miracast、Bluetooth 4.0
インターフェースMicro-USB
カードスロットmicroSD/SDHC/SDXC対応カードスロット
バッテリー容量5900mAh
本体サイズ幅124.4×奥行215.8×高さ6mm(概算値)
重量305g
OSAndroid 4.4

スリムかつ高質感、性能も平均以上

 本体サイズは幅124.4×奥行215.8×高さ6mm(概算値)、重量約305gと非常にスリムで、削り出しのアルミには陽極酸化処理が施されている。狭額設計も相まって、外見は高級感があり、質感もいい。

 ディスプレーは8.4型WQXGA(2560×1600ドット)液晶を採用する。従来モデルである「Venue 8 Pro」「Venue 8」の8.0型液晶よりも画面をサイズアップしつつ、幅と奥行きをほぼ据え置いたまま、薄く・軽い仕上がりになっているのが大きな特徴だ。

薄さ6mmで重量は305mmと、非常にスリムだ

インターフェースはmicroSDカードスロット、microUSB端子、ヘッドフォン/マイク端子。マイク端子はほぼ本体幅ギリギリ

 CPUはクアッドコアのAtom Z3580(2.3GHz)、メモリーは2GBと堅実なスペックを採用しているが、ストレージが16GB eMMCとやや物足りない印象を受けた。最大512GBまでの容量に対応するMicroSDカードスロットを備えるため、そちらを活用して補うといい。OSはベーシックなAndroid 4.4で、扱いに困ることはないだろう。

 インターフェースは先述のMicroSDカードスロットのほか、Micro USB端子、ヘッドフォン/マイク端子を搭載。また別売オプションとして、Windowsデスクトップのようにディスプレーやマウスを拡張できるDell Castアダプター、Bluetoothキーボードカバー、Bluetoothスピーカーなどを用意している。

正面にもカメラを1台内蔵

 バッテリーは十分に余裕をもたせた5900mAh。あまり目立たないが、こちらも従来モデルの4550mAhより大容量となっている。薄型のタブレットは往々にしてバッテリーが犠牲になりやすいものの、そもそも持ち運んで使う用途がメインになるものなので、この点で妥協がないのは非常にありがたい。

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