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JAWS DAYS 2015で36支部に聞いた「私たちのクラウド活動」 第5回

第四弾は宮崎、さいたま、佐賀、会津、中央線、京王線、関西女子会、Fin-JAWS、北九州

高尾に集う中央線、リブートの佐賀、Fin-JAWS誕生など支部レポ

2015年03月31日 14時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp 写真●曽根田元

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クラウドコミュニティ最大のお祭り「JAWS DAYS 2015」の会場をお借りして、実施したJAWS-UGの36支部の取材もようやく最終回。最後はJAWS-UG宮崎、さいたま、佐賀、会津、中央線、京王線、関西女子会、Fin-JAWS、北九州です。お楽しみください。

ということで、朝から取材を始め、昼までに20支部強!果たして夜までにどこまで伸びるのか?

「もっと活発化しなきゃと、今日しみじみ思った」-JAWS-UG宮崎

ネットショップ向けのサービスを提供する宮崎のITベンチャー企業アラタナの月岡誠治さん

2011年から活動している老舗のJAWS-UG宮崎は、2014年は2月と5月に勉強会を開催。今回お話しを伺った月岡誠治さん(アラタナ インフラマネージャー)も講演したそうだ。「メディアに露出するようなトラフィックの大きなECの構成例やアーキテクチャを披露させていただきました」(月岡さん)。

他の地方支部と同じく、月岡さんももっと勉強会はやらなければと思っている。「3ヶ月に1回くらいはやらないとなあと、今日もしみじみ思っています。あと、ギークネタだけで盛り上がるのではなく、地方だからこそ初心者向けをやらなければ」と月岡さんは語る。

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「クラウド比較や初心者向けなど東京は違う企画で」-JAWS-UGさいたま

JAWS-UGさいたまの保刈豊さん(左)、古渡晋也さん(右)と3メガネショットで

2013年1月に設立されたJAWS-UGさいたまは、大宮駅近くのコワーキングスペースを中心に活動を行なっている。ソニックガーデンの倉貫さんを迎えた2013年の1回目を皮切りに、半年に1回ペースで勉強会を開催しているという。

昨年開催した第4回の勉強会ではAWSのみならず、IDCフロンティア、ニフティ、マイクロソフトも登壇。「われわれはAWSが好きで触っているのですが、聴衆にとってみれば、ほかのクラウドも触った方がメリットも出るので」とJAWS-UGさいたまの保刈豊さんは語る。2月に行なわれた第5回では東急ハンズの長谷川秀樹さんやあきんどスシローの田中覚さんなどが登壇したJAWS-UG KANSAI特別編のパブリックビューイングを実現。かなりユニークな試みを行なっている支部と言える。

2015年の方針は決まっているわけではないが、東京にない独自性を追求する。保刈さんは「関東圏にいる限り、やはり東京がメインだとは思う。だから、ほかのクラウドとの比較とか、東京だと気後れして来られないような人が来られる初心者向けの会とかできると面白いなと思います」。また、古渡晋也さん(Cloudpack サポートエンジニア)は「僕はデベロッパー向けをやりたい。インフラがいくら強靱でも、アプリが貧弱ではあまり意味がないので」と抱負を語る。

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「リブート後、まずは花見で仲間を作るところから」-JAWS-UG佐賀

Webデザインや構築まで手がけるクローバーソフトの西村美鈴さん

立ち上がったものの活動が続かず、昨年11月にリブートの勉強会を実施したJAWS-UG佐賀。西村美鈴さん(クローバーソフト代表)は「AWSを実際に使っている人がコアメンバーの真ん中にいなかったので、続けるのが難しかった。コアメンバーも中心地にいないので、呼びかけも大変」と苦労を語る。西村さんもオフィスが福岡県久留米市ながら、住所が佐賀県にあるため、JAWS-UG佐賀の活動に参加しているという。「佐賀はAWSを使って、何かをしようという人自体が少ない。イベント自体は福岡が充実しているので、そちらに参加している人も多い」(西村さん)。

リブート後はまずADSJの小島さんも呼んで懇親会を実施。4月には花見をしながらLT大会をやる。「まずは仲間を作り、コミュニティを作ることから始めます。続けることを目指します」と西村さんは語る。

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「学生が多いのが会津の面白いところ」-JAWS-UG会津

JAWS-UG大森信哉さんと慣れないジョジョ立ちにチャレンジ!

2013年8月に立ち上がったJAWS-UG会津は、会津若松市や郡山などでコンスタントに活動を行なっている。発起人の大森信哉(シンク 会津ソリューション部 第二ソリューショングループ主任 兼 業務部 システム管理グループ 主任)は、「会場は会津大学が多いです。あとは自分の会社の会議室のときもあるし、出張ハンズオンもやってます。コアメンバーのいる郡山でやることもありました」と語る。

やっているのは座学ではなく、ほとんどハンズオン形式の実践的内容。「会津大学の学生も多いですが、最近は郡山の専門学生や日大の生徒とかも増えています。学生が多いのが会津の面白いところ。むしろ社会人はついて行けないかも」とは大森さんの弁。また、東北の支部同士は仲がよいので、講師を相互に派遣したり、他の勉強会を中継したりといったこともやっている。今年の目標については、「継続は力なりなので、ハンズオンを続けていきたい」と大森さんは語る。

■関連サイト

(次ページ、「高尾山は参加者100%!今年も身内感のある勉強会を」-JAWS-UG中央線)


 

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