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MSI「Z97A GAMING 9 ACK」、「X99A SLI Krait Edition」

USB 3.1ポートを搭載する初のマザーがMSIからデビュー!

2015年03月28日 23時44分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 USBの次世代規格「USB 3.1」ポートを搭載する初のマザーボードがMSIから発売された。登場したのは「Z97A GAMING 9 ACK」と「X99A SLI Krait Edition」の2モデルだ。

USBの次世代規格「USB 3.1」ポートを搭載する初のマザーボードがMSIから登場

 USB 3.0の倍となる10Gbpsの高速転送に対応する、USBの次世代規格「USB 3.1」ポートを備えたマザーボードが登場した。どちらのモデルもブラケット部に2ポートのUSB 3.1(Type-A)を装備。カラーはUSB 3.0のブルーと同じため、ぱっと見で判別しずらい。コントローラチップには、ASMedia製「ASM1142」が搭載されていた。

 現時点で対応デバイスがないため「USB 3.1」での利用はできないが、既存のUSB 3.0対応デバイスは使用可能だ。また、「USB 3.1」にはコンパーチブル仕様のType-Cコネクターもあるが、こちらは未発売モデルの「Z97A GAMING 6」などで採用されている。

コントローラーチップには、ASMedia製「ASM1142」を搭載。残念ながら現時点で対応デバイスがないため「USB 3.1」での利用はできない

 「Z97A GAMING 9 ACK」は、昨年末に発売されたZ97搭載のハイエンドマザーボード「Z97 GAMING 9 ACK」をベースとしたモデル。有線・無線LANの両方に対応する「Killer Double Shot Pro」を標準装備するほか、オンボードインターフェースとして7.1chサウンド、SATA3.0×8 、M.2×1、USB 3.0×10などを備える。

Z97搭載のハイエンドマザーボード「Z97 GAMING 9 ACK」をベースとした「Z97A GAMING 9 ACK」

こうしてUSB 3.0ポートと並ぶと、すぐに判別は難しい

 「X99A SLI Krait Edition」は、チップセットにX99を採用するLGA2011v3対応モデル。白と黒を基調としたモノトーン仕様の配色が特徴的な製品だ。主なスペックは、拡張スロットが、PCI Express(3.0) x16×4、PCI Express x1×2。メモリースロットはDDR4-DIMM×4(DDR4-3333/3110/3000/2750/2666/2600/2400/2200/2133、最大64GB)。

 オンボードインターフェースとして、ギガビットイーサネット、8chサウンド、M.2スロット、SATA Express、SATA3.0×10などを装備している。

 価格および販売ショップは以下の通りだ。

チップセットにX99を採用するLGA2011v3対応モデル「X99A SLI Krait Edition」

白と黒を基調としたモノトーン仕様の配色が特徴的なKrait Edition。こちらも2ポートのUSB 3.1(Type-A)を装備している

価格ショップ
「Z97A GAMING 9 ACK」
¥42,984パソコンショップアーク
ドスパラ パーツ館
BUY MORE秋葉原本店
ツクモパソコン本店
TSUKUMO eX.
「X99A SLI Krait Edition」
¥39,744パソコンショップアーク
ドスパラ パーツ館
BUY MORE秋葉原本店
ツクモパソコン本店
TSUKUMO eX.

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