Data Protector Smart Plug-in for HP Operations Managerなども登場
日本HP、vSphere対応を強化したバックアップ「Data Protector 9.0」
2015年03月27日 15時22分更新
日本ヒューレット・パッカードは3月26日、企業向けバックアップソリューション「HP Adaptive Backup & Recovery」の新製品を発表した。発表したのは、Data Protector 9.0、Backup Navigator、Data Protector Management Pack、Data Protector Smart Plug-in for HP Operations Managerの4製品。
Data Protector 9.0は、マルチベンダーSAN環境にも対応するバックアップソフトウェア。重複排除バックアップ時のネットワーク上の通信データおよびバックアップ先でのデータ暗号化に対応。また、最新のSmartCache機能を使ったVMware vSphere仮想ディスクの迅速なリカバリ機能も搭載する。価格は17万9000円から（税別、以下同）。
Backup Navigatorは、組織のバックアップ環境を効果的にナビゲーションするという、運用分析に基づく初のデータ保護ツール。アルタイムの業務分析を活用した、動的でインタラクティブな「ドリルダウン」式グラフィック・ダッシュボードにより、将来などの性能に関する実行可能な洞察を提供する。価格は、21万7000円。
Data Protector Management Packはマイクロソフト「System Center Operations Manager」のプラグイン、Data Protector Smart Plug-in for HP Operations ManagerはHP Operations Managerのプラグインとして機能するし、HP Data Protectorコンポーネントの健全性、性能、可用性を一元的に監視する製品。環境内のすべてのクライアントとデバイスの状態を視覚的に確認でき、アラートと通知機能により、バックアップ環境内の問題解決に向けた対応を支援するという。価格は、どちらも58万円。
