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PCパーツ人気ランキング&店員も欲しがる旬なパーツ(2月19日~3月19日)

【売上ランキング】PC自作の要となるCPU&マザーボード

2015年03月25日 17時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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パーツストリート

PCパーツの売れ筋ランキングと、店員オススメのパーツを隔週で掲載する

 毎週、新製品が登場するアキバのPCパーツショップ。そんなPCパーツの売れ筋ランキングと、日々パーツに接しているPCパーツショップ店員が自信を持ってオススメする旬なパーツを掲載する本コーナー。
 売れ筋ランキングは、CPU、メモリー、マザーボード、 HDD/SSD、ビデオカードといった主幹パーツからケースフ ァンといった小物まで、旬なパーツを隔週で掲載していく。

目新しい動きのない
CPU&マザーボード

 昨年の8月末に登場したLGA 2011v3プラットフォームのCore i7とX99 Expressチップセット搭載マザーボードを除くと、大きな動きのないCPUとマザーボード(チップセット)。売れ筋のLGA1150 CPUにいたっては、9ヵ月ほど新製品が追加されていないことに。

 ちらほらとデスクトップ向けCPUの第5世代となる“Broadwell-K”や、第6世代に位置し、チップセットやCPUソケットが変更される“Skylake-S“の噂が出てきているが、発表や発売は8月濃厚と、まだ先になっている。

 といっても新生活や「バトルフィールド ハードライン」、「Evolve」にあわせたPC自作は真っ盛りなので、今回は久しぶりにCPUとマザーボードの売れ筋をチェックすることにした。ランキングデータは、秋葉原の老舗ショップ「ツクモ」に協力をお願いし、1ヵ月間のCPUとマザーボードのトップ5を出してもらった。

ツクモパソコン本店

【取材協力】

PC自作ならではのハイエンドCPUが人気

ランキング集計期間2月19日~3月19日 ツクモパソコン本店
順位 製品名 実売価格
1位 Intel「Core i7-4790K」
(LGA 1150、4コア/8スレッド、4GHz、TB時4.4GHz、TDP88W)
4万2422円
2位 Intel「Core i5-4460」
(LGA 1150、4コア/4スレッド、3.2GHz、TB時3.4GHz、TDP84W)
2万3198円
3位 Intel「Core i3-4160」
(LGA 1150、2コア/4スレッド、3.6GHz、TDP54W)
1万4234円
4位 Intel「Core i5-4690K」
(LGA 1150、4コア/4スレッド、3.5GHz、TB時3.9GHz、TDP88W)
2万8598円
5位 Intel「Core i7-4790」
(LGA 1150、4コア/8スレッド、3.6GHz、TB時4GHz、TDP84W)
3万8858円

 トップは発売以来、鉄板の地位に君臨し続けているLGA 1150プラットフォームの最上位CPU「Core i7-4790K」に。

 「4790Kは、LGA 1150対応CPUのなかで最も高クロックな定格4GHz、ターボブースト4.4GHz動作なのが、選ばれるイチバンの理由ですね。そのほかは、用途や予算に応じて選ばれますが、ゲーミング用途はCore i7ではなく、4コア/4スレッドのCore i5をオススメして、余った予算をビデオカードにまわすのをお勧めしています」とのこと。

 6位以下は掲載していないが、今回のCPUランキングには、珍しくAMD製CPUの「Athlon 5350」(Socket AM1、4コア/4スレッド、2.05GHz)が、10位にランクインした。

 人気の理由を聞いてみると、「TDP 30W以下の省電力CPUで、PC自作できるのが売れている理由ですね。インテルも省電力な『Celeron J1900』などをオンボードで搭載するマザーボードがありますが、複数の拡張スロットを備えるマザーボードを選択できるSocket AM1のほうが、用途に応じて組めるので好調ですね」とのこと。

LGA 1150最上位となる「Core i7-4790K」。取り敢えず安価なモデルで組んで、次世代CPUを待つのもありだが、性能、登場時期が、なかなか見えてこない現状は、最上位を買っておくのが得策か

(→次ページヘ続く 「マザーボードのトップ5はASUSが独占」)

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