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初開催! 簡易水冷CPUクーラー王座決定戦 第2回

簡易水冷クーラー7製品の冷却性能を見極める!!【第2回】

2015年03月25日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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 水冷クーラー最強王座決定戦の第2回は、薄型の120mmラジエーターとシングルファンを採用したモデルを試していこう。

テスト環境

 まずは計測環境をおさらいしておこう。空冷CPUクーラーの性能を見極めた「CPUクーラー最強王座決定戦2014」と同じ「Core i7-4790K」を使用したLGA 1150プラットフォーム。「Core i7-4790K」のCPUクロックを4.4GHzまでオーバークロックしているのも同じだ。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-4790K」(4GHz/TB時4.4GHz、4コア/8スレッド)
マザーボード ASRok「Z97 Extreme4」(Intel Z97 Express)
メモリー PC3-12800 8GB×2
グラフィックス Intel HD Graphics 4600(i7-4790K内蔵)
SSD CFD「CSSD-S6T256NHG5Q」(256GB)
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」(750W/80PLUS GOLD)
OS Windows8.1 Pro Update(64ビット)

 Core i7-4790Kは、倍率を44倍に固定し、オールコア4.4GHzで動作するように設定。コア電圧は定格電圧から0.15Vアップさせた1.35Vに調節した。

 さらに、CPUへの負荷が低いときに、動作クロックをダウンさせる省電力機能のSpeedStepはdisableに変更。CPUの発熱を増やして簡易水冷クーラーの限界冷却性能を計れるようにしている。その他の計測条件は以下の通り。

  • すべてバラック組み、マザーは水平に設置
  • 室温20度前後
  • 暗騒音32dBA
  • シリコングリスは熱伝導率8.5W/m・KのArctic Cooling「MX-4」に統一
  • 「HWMonitor」でCPU温度、ファン回転数を確認

 なお、テスト環境の詳細は、第1回の記事を参照してもらいたい。

インテル純正空冷クーラーの性能

リテールクーラーアイドル時
CPU温度 ファンノイズ ファン回転数
27℃ 35.1 dBA 1650 rpm
リテールクーラー高負荷時
CPU温度 最高CPU温度 ファンノイズ ファン回転数
93 ℃ 98 ℃ 38.5 dBA 2102 rpm

CPU:OCCTテスト中の温度推移。10分間のストレステストと5分間の待機状態

→次のページヘ続く (DEEPCOOL「MAELSTROM 120」

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