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初開催! 簡易水冷CPUクーラー王座決定戦第1回

簡易水冷クーラー7製品の冷却性能を見極める!!【第1回】

2015年03月24日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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 ASCII.jp恒例企画の「CPUクーラー最強王座決定戦」。開催のたびに囁かれていた“水冷は?”という声にお答えして、メンテナンスフリータイプの水冷CPUクーラー(簡易水冷クーラー)の冷却性能をチェックすることにした。

今回チョイスした簡易水冷タイプのCPUクーラーは7製品。その性能をテストしていく

 空冷CPUクーラーにはおよばないが、簡易水冷クーラーも数多くの製品が店頭に並んでおり、ラジエーターサイズも扱いやすい120ミリをはじめ、140ミリや240ミリ、そして360ミリの大型タイプまで充実している。

 初開催の今回は、120ミリサイズのラジエーターを採用した製品に限定した。Mini-ITXタイプのPCケースのなかにも対応をうたっている製品が増えており、最もPCケースを選ばずに取り付けできるからだ。

 人気や扱い店の多さ、編集部の注目度などでふるいにかけ、7製品を厳選。簡易水冷クーラーのパフォーマンスをチェックしていくことにした。

 製品の主な選択基準は以下の通り。さらに同メーカーで120ミリサイズが複数モデルある場合は、ラジエーターが厚くなっているなど、上位のモデルをチョイスしている。

  • LGA 1150、LGA2011/Socket AM3+系をサポートすること
  • 2015年3月の段階で販売を継続しているもの
  • パーツショップで入手が比較的容易なもの

 ちなみに簡易水冷クーラーに限らず、水冷式の大前提として、空冷式よりも静かになることはまずない。とくに120mmラジエーターの場合は、CPUクーラーが備えるファンがなくなるため、静音化につながると思ってしまう人が多い。

 ところが実際は、ファンの代わりに冷却水を循環させるポンプが備わっている。このポンプの動作音がくせ者で、ファンより耳障りな音を出すこともままある。

 各社静音性には気を配っているので、初期の簡易水冷クーラーと比べるとポンプの動作音は静かにはなっているが、水冷=冷却重視であって、必ずしも水冷=静音ではない点は覚えておこう。

 もうひとつ忘れてはいけないのが、水冷といっても、循環している冷却液の放熱はラジエーターでの空冷になる点。そのため空冷CPUクーラーと同じく、室温より冷えることはない。簡易水冷と違い自由度のある本格水冷でも、この辺は同じになっている。

マザーボードやビデオカードを水冷化したり、複数のラジエーターを搭載したりできる本格水冷。コストや水漏れの危険はアップするが、自分なりのこだわりを追求できるのが楽しい

空冷CPUクーラー最強王座位決定戦と
同じ環境でテスト

 計測する環境は、空冷CPUクーラーの性能を見極めた「CPUクーラー最強王座決定戦2014」と同じ「Core i7-4790K」を使用したLGA 1150プラットフォーム。「Core i7-4790K」のCPUクロックを4.4GHzまでオーバークロックしているのも同じだ。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-4790K」(4GHz/TB時4.4GHz、4コア/8スレッド)
マザーボード ASRok「Z97 Extreme4」(Intel Z97 Express)
メモリー PC3-12800 8GB×2
グラフィックス Intel HD Graphics 4600(i7-4790K内蔵)
SSD CFD「CSSD-S6T256NHG5Q」(256GB)
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」(750W/80PLUS GOLD)
OS Windows8.1 Pro Update(64ビット)

 Core i7-4790Kは、倍率を44倍に固定し、オールコア4.4GHzで動作するように設定。コア電圧は定格電圧から0.15Vアップさせた1.35Vに調節した。さらに、CPUへの負荷が低いときに、動作クロックをダウンさせる省電力機能のSpeedStepはdisableに変更。CPUの発熱を増やして簡易水冷クーラーの限界冷却性能を計れるようにした。

44倍、1.35vに設定したオーバークロック動作時(左)と定格動作時(右)のCPU-Z

→次のページヘ続く (テスト環境とリテールクーラーの性能

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