このページの本文へ

Macを紛失しても帰ってくるかも? ログイン画面に緊急連絡先を表示させるテク

2015年03月21日 17時00分更新

文● らいら(@lyrahm) 編集● ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Macのノートブックを外で使う際、他人に中身が見られないようパスワード入力を設定している人は多いだろう。むしろログイン時とスリープからの復帰時は、セキュリティー上、パスワードを設定しておくべきだ。

初期設定では自動ログイン機能がオンになっている。OS Xを起動してもこの画面が現れない人は、「システム環境設定」の「ユーザとグループ」から、自動ログイン設定を「切」に変更すればOK

 しかしロックしたMacのノートブックを紛失すると、善良な人が拾ってくれたとしても手がかりは見つけられない。日本では遺失物が戻ってくる可能性が高いため、ログイン画面に連絡先を記しておけば、マシンの中身自体を見られることなく連絡を受けられる可能性がある。もしものときの保険として設定しておくのはありだろう。

ログイン画面の下部に設定したメッセージが表示される。ログインせずとも見られる場所なので、最低限の情報だけ載せるようにしたい

 まずMacの「システム環境設定」から「セキュリティとプライバシー」を開き、「一般」タブを選択する。設定ダイアログ左下のカギを解除したら、「画面がロックされているときにメッセージを表示」にチェックを入れ、「ロックのメッセージを設定…」をクリックする。

Yosemiteでは、「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「一般」→「画面がロックされているときにメッセージを表示」で設定が可能

 表示されたテキストボックスに文章を入力したら「OK」をクリックし、再びカギをロックすれば設定完了だ。比較的他人に知られても問題がない、電話番号かメールアドレスなど入力しておくといいのではないだろうか。

Macのノートブックを紛失して困っていることを伝えられればなおよい?

 もっともこれはあくまで拾い主頼みのテクとなるので、もしMacのノートブックをなくしたら、まずは警察に届け出ることが基本だ。iCloudの「Macを探す」機能も合わせて使いながら、不正利用される前に見つけ出すようにしたい。


■関連サイト

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中