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アークで謎のSSDを展示中、450万円のテスト用基板も

2015年03月19日 23時39分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 日本メーカー製コントローラーを採用するというSSDのサンプルがパソコンショップアークで展示中だ。展示期間は4月6日(月)まで。同時に、価格約450万円という、非常に高価なNANDフラッシュメモリーテスターのデモも行なわれている。

日本メーカー製コントローラーを採用するというSSDのサンプル

 展示されているのは、シグリード製のSSDコントローラー「SL2007」を搭載した剥き出しの基板。2.5インチサイズの基板上にはコントローラーチップのほか、Micron製のNANDが2TB分搭載されている。なお「コントローラーの仕様上、NANDは2TBながら使用できるのは1TBまで」という。

シグリード製のSSDコントローラー「SL2007」を搭載した2.5インチサイズの基板

 SSDとしての基本スペックは、シーケンシャルリードが550MB/sec、シーケンシャルライトが450MB/secクラスということで、最近販売されているSSDと同等レベル。現在、2015年中の発売を目指して、メーカーと交渉しているということなので、近いうちにアキバで出会えるかもしれない。

こちらはNUCで動作していたNANDフラッシュメモリーテスター「SigNASII」。450万円もするという特殊な機器で、メモリーメーカーなどで使用する

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