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ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情 第295回

Broadwell-KとSkylake-Sは8月 インテルCPUロードマップ

2015年03月16日 12時00分更新

文● 大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 編集●北村/ASCII.jp

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 前回はAMDのデスクトップ向けプロセッサーのロードマップだったので、今回はインテルのデスクトップ向けロードマップをアップデートしよう。

2012年~2015年までのインテルCPUロードマップ

デスクトップ向けCPUはかれこれ
9ヵ月も新製品が追加されていない

 268回で説明したように、2014年6月に4GHz動作となる「Core i7-4790K」がハイエンドとして投入されたのが、Haswellコアとしては最後のデスクトップ製品となる。

Devil's Canyonこと「Core i7-4790K」

 ark.intel.comで検索すると、現在デスクトップだけで65製品ものHaswellコアのCPUがラインナップされ、Core i7からCeleronまですべてのセグメントに投入されているのがわかる。

 逆に言えば、最後に投入された「Pentium G3450T/3460」や「Core i3-4160/4370」が2014年7月なので、Haswell-EベースのCore i7 Extreme/Core i7を除くと、そろそろ9ヵ月ほど新製品が一切追加されていない状況が続いているわけだ。

 前回の推定では、今年9月頃にBroadwell-K/Hが投入される予想を立てていたが、これは若干早まって8月になった。IDF 15 SanFranciscoが今のところ8月18日~20日に予定されており、このタイミングでBroadwell-KベースのCore i7/i5が発表されると予想されているためだ。

 発表される/されないで言えば発表は間違いなくされると思うが、問題は発売がいつかという話で、発表日に即発売が開始されるかどうかは際どいところだ。

→次のページヘ続く (Broadwellが優位なのは3.2GHzまで

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