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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第122回

タフスマホにFirefox、Nexus 6! マニア向けスマホの速度チェック

2015年03月16日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII.jp

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文字入力テストも小型が強い
Nexus 6は両手入力が基本

 続いては文字入力のテスト。同じ文章をメールの新規作成画面(Fx 0は標準のメールアプリ、他の2機種はGmailアプリ)に入力、そのタイムを競う。予測変換は使わず、全文をフリック入力する。

 こちらも3回テスト、ストップウォッチで計測をしている。なおGALAXY S5 ACTIVEとFx0は片手入力が可能だが、Nexus 6はそもそも無理と判断。両手入力でテストを行なっている。

 入力する文章はいつものとおり下記となる。

「お世話になっております。ライターの小林です。明日の13時にASCII.jpの件、よろしくお願いいたします。」

  GALAXY S5 ACTIVE Fx0 Nexus 6
入力プログラム iWnn IME for Samsung ver.2.3.3 iWnn IME Ver.1.1.1 Google日本語入力 2.16
最速タイム 54秒91 58秒78 46秒70(両手入力)
平均タイム 1分2秒62 1分1秒12 52秒15(両手入力)

 両手入力のNexus 6が速いものの、操作方法が違うので、この結果は参考扱いとなる。両手入力なら大変スムーズでタッチ後のレスポンスも良い。片手入力が現実的ではないものの、他のスマホで見られる片手入力用のキーボードアプリなどを使うのもありだろう。

 片手入力ができた2機種では、GALAXY S5 ACTIVEがリード。しかしテスト前の予想よりも端末の幅の広さを感じる。筆者は右利きだが、左端のキーに指が届きづらい。とくに「あ」キーと変換候補を選ぶときに誤入力が多発。そのため平均タイムでFx0に負けた。

 そのFx0は本体がコンパクト、画面も小さく、キーボード全体に指が届き、キーレスポンスも良い。IMEはAndroidスマホでおなじみみのiWnnなので変換などにも問題は無かった。

 しかしFx0は細かなチューニング不足の面もあるのか、どうしても押し間違いが多くなってしまった。「押したはずが入力されていない」「違う文字が入力」という場合がある。もっともリリースされたばかりのFirefoxスマホなので、今後の改善に期待したい。

起動時間ではFx0の勝ち!
タフネスGALAXYも続く

 起動時間の計測も各機種3回行った。一度電源を落とし、電源ボタンに触れたところから計測開始。ロック画面が表示されるまでのタイムを競う。こちらもストップウォッチを使用した。

  GALAXY S5 ACTIVE Fx0 Nexus 6
最速タイム 21秒23 20秒87 40秒01
平均タイム 21秒41 21秒08 41秒35

 最速タイム、平均タイムともに速かったのはFx0。冒頭にauのロゴ、次にFirefoxのキツネ(Firefoxはもともとはレッサーパンダの意味だそうだが)とOSのロゴが表示。キツネの尾や身体がゆらめき、次にOS用のロゴだけが表示。最後にFx0のロゴが表示されてロック画面となる。

 2位は少しの差でGALAXY S5 ACTIVE。ドコモ、Androidのロゴが表示し、Androidのロゴはすぐに消えるが、ドコモのロゴはしばらく続く。その後サムスンのロゴがゆっくりとアニメーションで現れる。

 2機種とは20秒以上も遅れてNexus 6が3位。Googleのロゴが表示されたあと、黄、赤、青、緑の玉がぐるぐる回るイメージアニメーションが25秒ほども続き、最後にAndroidのロゴが現れる。

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