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総額何億円? ジュネーブモーターショーのスーパースポーツたち

2015年03月14日 17時00分更新

文● 真鍋裕行

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走る宝石! ジュネーブモーターショーで
初公開されたスーパースポーツカーを紹介!

 毎年3月初旬にスイス・ジュネーブで開催される「ジュネーブモーターショー」。世界5大モーターショーと呼ばれる中で、欧州で開催されるのは、9月から10月にかけて行なわれるフランクフルトモーターショーとパリサロン、そしてこのジュネーブモーターショーの3つ。フランクフルトとパリは隔年開催なので、毎年開催されるのはジュネーブモーターショーのみとなる。

 特徴に挙げられるのは、国としても自動車産業としても中立のスイスで実施されていること。つまり、フランクフルトやパリと異なりホストとなる自動車メーカーがないため、どのメーカーも展示スペースに大きな差がない。また、展示物の高さが制限されていることなどから過度な演出が少なく、どのメーカーも公平な立場でブースを設けている。

 自動車メーカーと併せてカロッツェリアやカスタマイズメーカーなどのブースも同じホールに設けられているので、会場自体はコンパクトなのだが、どこを見ても内容の濃い展示となっている。

 国内、海外ともに各メーカーはワールドプレミアと呼ばれる世界初公開モデルを用意しているが、特にスポーツモデルが発表される場となっているのも特色のひとつ。

 それでは、今回のジュネーブモーターショーで初公開され注目を浴びたスーパースポーツカーを紹介しよう。

フェラーリ
Ferrari「488GTB」

 フェラーリの8気筒シリーズの新型として発表されたのが「488GTB」。458イタリアの後継モデルとなるのだが、エンジンは新規となるターボモデルを搭載する。ドライサンプ式のV型8気筒3.9L直噴ツインターボは、最高出力670CV/8000rpmで、最大トルクは760Nmを発揮し、最高時速は330km/h以上、0-100km/hの加速タイムはわずか3.0秒となっている。

ランボルギーニ
Lamborghini 「アヴェンタドール LP750-4 スーパーヴェローチェ」

 ランボルギーニが発表したのは、スーパーヴェローチェモデルの「アヴェンタドールLP750-4SV」。スーパーヴェローチェとは、ベースモデルを改良することで、ランボルギーニの本質を示した限定バージョンとなる。

 アヴェンタドールが搭載するV型12気筒6.5Lエンジンの排気や制御システムを見直すことで、最高出力750HP、最大トルク690Nmを発揮する。最高時速は350km/h以上で、0-100km/hの加速タイムは2.8秒を記録する。ボディーは、専用のカーボンパーツを採用することで、ベースモデルよりも50kgのシェイプアップを実現し、乾燥重量は1525kgとなる。


(次ページでは、「マクラーレンやAMGのサーキット仕様も!」)

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