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VAIO Pからm-Stickまで、いろんなPCにWindows 10を入れてみた! 第2回

Windows 10をスティックPCやMiix 2 8にインストールしてみた!

2015年03月10日 12時00分更新

文● タトラエディット、編集●ハシモト/ASCII.jp編集部

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 前回に引き続き、さまざまなPCに「Windows 10 Technical Preview」(関連記事)をインストールしてみる。

 今回のターゲットはマウスコンピュータのスティック型PC「m-Stick」(関連記事)と、8型タブレットのレノボ「Miix 2 8」(関連記事)だ。

マウスコンピュータ「m-Stick」(左)とレノボ「Miix 2 8」(右)

 両機種の共通の特徴として、Bay Trail世代のAtomを搭載し、メモリー容量も2GBとそこそこ実用的な性能を持つ。仕様面での共通項目が多いのだが、いずれもちょっとクセの強い面を持っている。

 たとえば、m-Stickは32GBしかストレージ容量がないし、MiixはmicroUSB端子のみしか備えておらず、Windows 10のインストールの敷居は高そうだ。

 しかし、すでにWindows 8.1が導入されていれば、Windows Updateを経由して10のインストールができる。両機種とも光学ドライブを持っていないため、Widnwos Updateから適用できれば、かなりラクにアップデートできるはずだ。ともあれ、まずは実践あるのみだ。

回復パーティーションのバックアップを忘れずに!

Windows 8.1で回復ツールを使い「回復ドライブ」を作成しておく。万一、Windows 10でトラブルが発生しても、ダウングレードして戻すことができる

Windows 8.1で回復ツールを使い「回復ドライブ」を作成しておく。万一、Windows 10でトラブルが発生しても、ダウングレードして戻すことができる

 Windows 10が満足に動かなかった場合はWindows 8.1などに戻すことになるが、事前に回復パーティションをバックアップしておく必要がある。

 Windows 8.1世代のPCは、メーカー製のものであってもリカバリツールが用意されていないことが多い。その代わり、内蔵ストレージの回復パーティションから、工場出荷時に戻せるようになっている。

 Windows 10にアップグレードしてしまうと、この領域が上書きされてしまい、元の8.1には戻せなくなる。このため、アップグレード前に回復パーティションのバックアップが必須。これを済ませておけば、10から8.1へのダウングレードが可能だ。

 現状のTechnical Previewでは、まだまだ何が起こるかわからない。ハードウェアを制御するためのドライバーも、正常に動けば運がいい程度にとらえて作業したほうがいい。

 そして、インストールする前には必ず元に戻せる手段を確保しておくことが大切だ。

次ページへ続く、「Windows Updateを利用してラクに導入できる「Miix 2 8」

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