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ここが変わったWindows 10 第10回

8で採用されたチャームは使いにくいと不評だったので、廃止する方向!?

Windows 10、状態の確認や各種設定が行える「アクションセンター」

2015年03月09日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp

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 発売時期は確定していないが、今年中に登場すると噂されているWindows 10。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。

 この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。

Windows 10でアクションセンターを開いたところ

「チャーム」は基本的に廃止の方向に

 Windows 10では画面右端から左にスライドするとチャームではなく、アクションセンターが開くようになった。ショートカットのWindows+Cキーを押しても反応せず、メインのチャームは最新のビルドでは無効になっている。タスクバーのプロパティの「ナビゲーション」タブでも「右上隅をポイントしたときにチャームを表示する」という項目がグレーアウトしている。

 8で採用されたチャームは使いにくいと不評だったので、廃止する方向なのだろう。ちなみに、アクションセンターを表示するショートカットはWindows+Aキーで、タスクトレイにアイコンも用意されている。

 とはいえ、まだチャームメニューが全くなくなってしまったわけではない。例えば、「天気」アプリの左上には三本線のアイコンが表示されており、クリックするとチャームメニューと同じ項目が表示される。「Settings」を選ぶと、アプリのチャームメニューが開くのだ。Windows 10ではストアアプリがウィンドウ表示できるようになり、「設定」メニューもウィンドウの右端に合わせて開くので使いやすくなった。

 とは言え、検索や共有メニューは従来通り、デスクトップの右端に表示されるなど、まだ作りこまれていない部分も見受けられる。また、このチャームメニューが用意されていないアプリも多く、その場合はアプリメニューやアプリが搭載されているアイコンから操作することになる。

Windows 8のチャーム


一部のストアアプリには、チャームメニューが用意されている


「Settings」を開いたところ。ウィンドウ内にメニューが表示される


「Share」を開くと、従来通りデスクトップの右側にメニューが表示される


チャームメニューがないアプリもある



(次ページ「アプリやシステムの通知を一覧で確認できる」へ続く)

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