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iPhoneのSafariで複数ページの記事を一画面で読むテク

2015年03月08日 17時00分更新

文● らいら(@lyrahm) 編集● ASCII.jp

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 ニュースサイトやウェブメディアの長文記事の中には、複数ページにまたがって表示されるものがある。読者は1ページ目を読み終わったら「次へ」をタップし、2ページ目以降も同じようにタップしながら読み進めているはずだ。

ASCII.jpでも見出しごとに記事が分割されている

 それでも読めないことはないが、毎回読み込むのもどうも面倒な感じがする。次ページへタップする一瞬の手間もなくなれば、さらに快適だろう。実はiPhoneのSafariアプリでは、数ページに渡る記事を分割せずに、一画面で読むことが可能だ。

 Safariで長文記事のページを開くと、アドレスバーの左端に4本の横線が入ったボタンが現れ、アドレスバーに一瞬「リーダー表示を使用できます」と表示される。

iOS 8では、対応ページを読み込むと一瞬リーダー表示について説明が入る

 「リーダー表示」とは、主にテキストの多いウェブページで使用できる特殊なレイアウト表示機能のことだ。リーダー表示ボタンをタップすることで記事以外の要素が排除され、メインテキストとそれに関連した画像だけが抽出される。シンプルな画面となるため、コンテンツに集中したいときに便利だ。

左上の「三」のようなボタンでリーダー表示の切り替えが可能。カラフルなウェブサイトが電子書籍のような読みやすいレイアウトに変化する

 よく見ると、ページの境目には「○/○ページ」と表記されており、分割された記事がまとめて一画面で読めるようになっている。1ページ読み終わる度に次ページへジャンプする必要がなくなるうえ、続きが自動的に読み込まれていくので、記事の閲覧が非常にスムーズだ。

ページをスクロールしていくと、自動的に2ページ目以降が読み込まれる。データ量も最小限で済むため、読み込みも早い

 また、ページ上部にある大小の「A」ボタンをタップすれば、文字サイズを11段階で調整できる。完全なページに戻るには、再度リーダー表示ボタンをタップすればOKだ。

文字サイズを最大と最小で比較。かなり文字は大きくなるので、老眼気味のユーザーには大助かりの機能だ

 なお、記事の文字数が少ない場合など、ウェブページによってリーダー表示ボタンが表示されないときはこの機能が使えない。ウェブメディアやニュースサイトなどの長文記事で大活躍するTipsだ。


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