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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第396回

猫宅訪問! かわいすぎる肉球を持つ猫

2015年03月06日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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ネットワークカメラで監視するほどの過保護ぶり
でも、それには理由が……

 このおうち、一番日の当たる窓際の一等地にキャットタワーが鎮座してる。

キャットタワーの上で、「ん?」という顔でカメラを見るキリ。逆光だったので+2の補正をかけて(2015年2月 オリンパス OM-D E-M1)

キャットタワーの上で、「ん?」という顔でカメラを見るキリ。逆光だったので+2の補正をかけて(2015年2月 オリンパス OM-D E-M1)

 さらに無数の猫グッズがあちこちから登場し、猫ベッドにはホット座布団が敷いてあり、2人とも出かけてしまうときは猫用にネットワークカメラを作動させるんだという。

 いやあ、年頃の娘を持つ親以上の過保護っぷり。

 それには理由があって、子猫の頃、大病を患い、喉を3回も手術してるのだ。そのせいで、今でも流動食的なものしか食べられない。固いものを飲み込んでしまったら危険なのだ。だから心配で仕方が無く、この家の連鎖の頂点に猫がいるのである。

 でも、流動食的なものしか食べられなくても、猫だからときどき噛みたくなるわけですよ。

 そんなときに出てくるのがこの梱包材プチプチ。

 「これが好きなんですよ」というので何かと思ったら、プチプチを喜んでつぶすのである、猫が!

 こんな風に。

丸めたプチプチをすごい勢いで噛んでるキリ。こうして歯を使うののだ。噛みたい気持ちをこれで発散。それにしても、すげー勢いよくプチプチをつぶしてた。これを発見した飼い主はすごい(2015年2月 オリンパス OM-D E-M1)

丸めたプチプチをすごい勢いで噛んでるキリ。こうして歯を使うののだ。噛みたい気持ちをこれで発散。それにしても、すげー勢いよくプチプチをつぶしてた。これを発見した飼い主はすごい(2015年2月 オリンパス OM-D E-M1)

 さて、そんなシンメトリーハチワレキジのキリであるが、その一番の自慢は肉球である。猫に肉球は欠かせないのであるが、キリの肉球はピンクと黒が交互に並んでるのだ。

 もう今日はこれを見たくて来たようなもの。

 そろそろ慣れてきたみたいだし、いいかな、ってことで、可愛い奥さんがひょこっと抱き上げて見せてくれた。

 右後ろ足に注目。ほんとに黒とピンクが交互に並んでる。

この肉球がかわいい(2015年2月 オリンパス OM-D E-M1)

この肉球がかわいい(2015年2月 オリンパス OM-D E-M1)

 これはたまりませんな。いつかもっと仲良くなってこの肉球をじっくり楽しみたいもんです。

 さあ肉球も撮ったので今日のミッションは終わり。日も傾いて部屋も暗くなってきたし、キリも遊び疲れてベッドに入って休憩をはじめたし。

猫ベッドで撫でられながらくつろぐキリ。目を閉じて気持ちよさそうにしてる姿もまたよいものです(2015年2月 オリンパス OM-D E-M1)

猫ベッドで撫でられながらくつろぐキリ。目を閉じて気持ちよさそうにしてる姿もまたよいものです(2015年2月 オリンパス OM-D E-M1)

 ちなみに、猫から管が出てるように見えるけど、違います。これ、猫ベッドに敷いてある、猫用のホットマットの電源ケーブル。そこにはいると暖かくて気持ちよいのだ。

 また遊びに行こう。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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