ソニーモバイルの大本命「Xperia Z4 Tablet」
ミドルレンジの「Xperia M4 Aqua」と「Xperia E4g」も良い感じ
ソニーモバイルがMWCにてニュープロダクトの「Xperia Z4 Tablet」を発表したのは既報のとおり(関連記事)。現地で実機を触ってきたので簡単なレビューをお届けする。また、同時に発表されたミドルレンジモデル「Xperia M4 Aqua」、MWC前に発表済みだった「Xperia E4g」も合わせて紹介しよう。
Z4はタブレットからスタート!
「Xperia Z4 Tablet」
Xperiaシリーズの「Z」を冠するのは、なんとタブレットから! MWCで発表されたのは「Xperia Z4 Tablet」だった。Xperia Z4でもなく、Xperia Z4 Tablet Compactでもなく「Tablet」だ。10.1型のタブレットは「Xperia Z2 Tablet」以来となる。
Xperia Z4 Tabletの本体サイズは254×167×6.1mm、重さは389g(LTE版は393g)。前モデルよりもさらに薄型軽量となり、10.1型タブレットの中では世界最薄、最軽量だという。画面解像度は2Kディスプレーといわれるように2560×1600ドットを誇る。
スペックは2HGz動作のオクタコアCPU(Snapdragon 810)、メモリーは3GB、内蔵ストレージは32GB、カメラはリアが800万画素、フロントが500万画素、バッテリー容量は6000mAhでOSはAndroid 5.0(ロリポップ)を採用と、まったくスキがない。
サウンド面はハイレゾ音源の再生に対応し、Bluetooth接続時のみ最新高音質コーデック「LDAC」も再生可能。
ほかには、オプションで専用カバーやBluetooth接続のキーボードといったアクセサリーや周辺機器も発売予定。
Xperia Z4 Tabletの発売時期は6月以降。グローバル市場に向けて発売されるが、日本も含まれているので楽しみに待っていよう。
(次ページでは、「ミドルエンド「Xperia M4 Aqua」、ローエンド「Xperia E4g」」)
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