「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA ENTERPRISE MES」
国内外の工場の製造実績情報を共有して、ものづくり強化を
2015年03月04日 17時38分更新
富士通は3月4日、国内外の工場における生産活動の情報を各工場や本社と連携し、ものづくりの強化に活用できる製造現場管理システム「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA ENTERPRISE MES」（GLOVIA ENTERPRISE MES）の販売開始を発表した。
GLOVIA ENTERPRISE MES導入で、生産活動の情報を各工場や本社と連携
GLOVIA ENTERPRISE MESの導入により、各工場ごとに異なる製造実績情報の収集・管理方法を標準化し共有することで、工場間の製造実績の比較が行なえ、ノウハウ共有や改善活動による生産性向上を可能にする。また、本社と各工場を連携することで、工場現場の生産進捗状況や在庫情報などを本社側でタイムリーに把握でき、経営判断の迅速化や市場ニーズに即した最適な製造体制の早期確立などが実現できるという。
製造業では海外への事業拡大が加速しており、ものづくりにおいてはこれまで以上に品質（Quality）向上や、価格（Cost）低減、納期（Delivery）短縮などが求められている。このような中、これまで各工場では、独自に日々改善提案を行い生産性向上に取り組んできましたが、そのような現場の実績を工場間で標準化した情報として共有できていないケースが多くあるという。
そこで富士通では、30年以上にわたり1,600本を超える製造現場に特化したシステム（MESパッケージシリーズ）を提供してきたノウハウをもとに、各工場の情報をグローバルに共有する機能を追加したGLOVIA ENTERPRISE MESを開発。国内外のものづくり強化を支援していくとしている。
