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簡単導入/運用の無線LANコントローラー、ホテル/マンション向け無線LAN AP

ネットギア、中堅企業などが対象の無線LAN製品3機種発売

2015年03月04日 09時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 ネットギアジャパンは3月3日、導入や運用が簡単な企業向け無線LANコントローラー「WC7600」「WC9500」、およびホテル/マンション向け無線LANアクセスポイント(AP)「WN370」を発表した。いずれも4月1日より販売開始する。さらに、既存APの値下げも発表している。

ネットギアの企業向け無線LANコントローラー「WC7600」(上)と「WC9500」(下)

 WC7600は中堅企業や学校、病院などのネットワーク、WC9500はより大規模な環境に適した無線LANコントローラー。WC7600は最大50台の無線LAN AP(2000台の同時クライアント)、WC9500は最大200台の無線LAN AP(1万2000台の同時クライアント)を制御できる。いずれも3台までスタックが可能で、3台のスタック時には、WC7600が最大150台のAP(6000台の同時クライアント)を、WC9500が最大600台のAP(3万6000台の同時クライアント)を、それぞれサポートする。

 両コントローラーとも10ギガビット接続に対応(10G SFP+×2ポートを搭載)。また、L2/L3の高速ローミング機能、N+1冗長化構成とフェイルオーバー機能、干渉回避のためのAP出力/チャンネルの動的コントロール機能などを備える。管理者向けに、一括管理設定機能や、ヒートマップなどのさまざまな無線LAN環境可視化機能も提供する。

 価格(税込)は、WC7600が54万円、WC9500が75万6000円。いずれも、接続するAP台数ぶんのライセンスを別途購入する必要がある。

2.4GHz帯/802.11n対応、最大300Mbps無線スループットの無線LAN AP「WN370」

 無線LAN APの新製品WN370は、2.4GHz帯/802.11n/2x2 MIMOで最大300Mbpsのスループットを実現する。100Mbps有線LANポートも4つ備えており、ホテルの個室などに設置する用途に適している。また、PoE受電に対応しているため、電源コンセントなしで動作する。

 WN370の価格(税込)は3万2184円。なお今回、2013年に発売された無線LAN AP「WNAP320」が値下げされており、2万1384円となった。

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