このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第322回

コンパクトなクラウド連携コンデジ「PowerShot N2」を衝動買い!

2015年03月04日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
手のひらサイズのクラウド連携コンパクトデジカメ「PowerShot N2」

手のひらサイズのクラウド連携コンパクトデジカメ「PowerShot N2」

 どんなモノを買う時でも「衝動買い」とは“積極的なアクション”だというのが一般的な理解だろう。ところが、今回に限っては滅多にない消極的な衝動買いをしてしまった。

 購入した商品はキヤノンのデジタルカメラ「PowerShot N2」(以降:N2)だ。メインのターゲットユーザーは女性かと思うようなマルチボーダーのカラフルなジャケットと一緒に一昨年発表された、ウェブ販売だけを行なっていた「PowerShot N」のニューバージョンだ。

間違ってポチッてしまった……
でも、スペックを確認してやっぱり購入決定!

 カラフルでビビッドな従来機に対して、N2は成人度の高いマットブラックの大人のデジカメらしい落ち着いたデザインに変化したが、ここは意見の別れるところだろう。

 従来機のN同様、もう少し遊び心があっても良かったのではとは思うが、実際に買ってくれる層を考えた結果のカラーリングなのだろう。

 筆者は過去、PowerShot Gシリーズを数世代に渡って愛用していたが、それ以外のキヤノンのデジカメはいずれも極めて短命だった。それもあって、今回のN2も極めて惹かれてはいたが、要検討的商品だったので、アマゾンの「ほしい物リスト」には入れていたが、半分そのことも忘れていた。

 ところが半分居眠りしながらベッドの中でスマホをいじっていた時にどうも間違って“1-Clickで今すぐ買う”ボタンに間違って触れてしまったらしい。朝起きて、アマゾンからのメールを見て、自分が昨晩のうちに意識なく買ってしまっていたことを知った。

 速攻でキャンセルを入れたのは言うまでもないが、運悪く出荷体制に入った後だった。配送されてきたら、宅配便の方に返品の意志を伝えて持ち帰ってもらうつもりだった。しかし、時間の猶予はまだ少しあったので、手元に届くまでの間、ウェブでスペックなどをチェックしだした。

 いろいろ見ているうちに、一度は「ほしい物リスト」に加えた商品なので、これも何かの縁かと考えるようになり、結局のところ返品せずに引き取ることにした。

重さはたった200g! コンパクトなデザインもいい感じ

パッケージからしてコンパクトなお手軽コンデジのような雰囲気が……

パッケージからしてコンパクトなお手軽コンデジのような雰囲気が……

Leica M Type240などを使ってるオヤジのセカンドカメラとして使えるだろうか?

Leica M Type240などを使ってるオヤジのセカンドカメラとして使えるだろうか?

 普段は「Leica M」(Type240)や富士フイルムの「X-T1」、エプソンの「R-D1X」などを使っているので、配達されてきたN2は、従来のNより縦横奥行きがほんの少し大きいらしいが(幅80.9×奥行き32.3×高さ62mm)以前のモデルをまったく知らない筆者には極めてコンパクトなレンズ・カメラのように見えた。

 実測してみたところ、重さはたった200g。Leica M Type240が1225gなので、N2はなんと6分の1以下だ。

梱包物の中の充電用miniUSBケーブル……microUSBでないのがショックだが、確実性を考えた結果か?

梱包物の中の充電用miniUSBケーブル……汎用性を考えるとmicroUSBでないのはショックだが、確実性を考えた結果か?

 梱包物はN2本体、「かんたんガイド」や保証書、サービス案内など、USB/ACアダプター、ストラップ、バッテリー、miniUSBケーブルなどだ。正面からN2本体を見るとレンズのもっとも外周のズームリングの直径がN2本体の高さに等しいという、なかなかグッドなデザインだ。

初代Nと同様、レンズの周囲とカメラ本体の高さがほぼ同じ。極めて面白いデザインだ

初代Nと同様、レンズの周囲とカメラ本体の高さがほぼ同じ。極めて面白いデザインだ

次ページへ続く、「光学8倍ズーム搭載 液晶モニターはスタンドとしても使用可能

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン