2月20日、格安でJR全線が乗り放題となる「青春18きっぷ」が発売された。毎年発売される日を心待ちにしているファンも多い切符だが、今年はある問題が鉄道ファンを悩ませている。
3月14日の北陸新幹線の開業にともない、金沢~長野間で青春18きっぷが使用できなくなるのをご存知だろうか。これらの区間およそ290kmの在来線が第三セクターに移管されるため、青春18きっぷの対象区間から外れてしまうのだ。
「七尾線」「氷見線」「城端線」などJRの管轄のままの路線もあり、そこまで行くために青春18きっぷの仕様を認める特例が設けられたが、金沢方面から「氷見線」「城端線」に、富山方面から「七尾線」に青春18きっぷのみで乗り継ぐことはできない。日本海沿岸を青春18きっぷだけで行き来できなくなり、TwitterやFacebookでは「青春18きっぷで行く北陸も面白かったのに」「気軽に出掛けられなくなる」などの声が上がっている。
この情報を提供しているYahoo地図ブログでは、「13日までに移管される区間をおもいっきり乗り倒すも、14日からルートを攻略しながら乗り継ぐのも、どちらも楽しいと思います」とコメントしている。