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JAXAの指導のもと「はやぶさ2」全体のシステム設計・組み立て・試験およびインテグレーション担当

「はやぶさ2」組立のNEC、「NEC東芝スペースシステム」を100%子会社に

2015年02月27日 21時29分更新

文● 金子/ASCII.jp

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 NECは2月27日、東芝と合弁の宇宙事業会社「NEC東芝スペースシステム」(NTスペース)について、東芝が保有する全株主を取得する予定と発表した。実施予定日は3月31日。

 NECは、宇宙事業をコア事業の一つとして、人工衛星システムや衛星の運用・管制を行う地上システム、衛星により取得したデータの利用システムまで幅広くカバーする「宇宙ソリューション」を提供している。全株を取得するNTスペースは4月1日より、NEC100%子会社として社名を「NECスペーステクノロジー株式会社」に変更し、引き続きNECの宇宙事業においてセンサーや人工衛星・ロケット搭載機器の設計・組立・試験を担当する。

 NECは、1970年打上げの日本初の人工衛星「おおすみ」をはじめ、小惑星イトカワからのサンプルを採集して帰還(サンプルリターン)した小惑星探査機「はやぶさ」、その後継機で昨年12月に打上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」など、69機の人工衛星のインテグレーション(取りまとめ)を担当している。はやぶさ2については、JAXAの指導のもと「はやぶさ2」全体のシステム設計・組み立て・試験およびインテグレーションを行なった。

 また、相模原事業場(神奈川県相模原市)に展開する小型衛星組み立て工場に加えて、府中事業場(東京都府中市)の「衛星インテグレーションセンター」の稼働により、標準衛星システム「NEXTARシリーズ」の自社一貫生産体制を整備、環境監視・災害監視・測位などの衛星インフラ整備、アジアをはじめとする宇宙新興国の衛星需要などを積極的に取り込み、2020年度の宇宙関連事業規模1000億円を目指すという。

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