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iPhoneの標準カレンダーアプリを週表示に切り替えるテク

2015年02月22日 17時00分更新

文● らいら(@lyrahm) 編集● ASCII.jp

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 iPhoneの標準カレンダーアプリには、6種類もの多様な表示モードがあり、タップひとつで簡単に切り替えられるようになっている。iOS 8では、起動直後はまず月表示で(前回閉じた画面から再開する場合もある)、画面左上の「< 20XX年」をタップすると年表示に切り替わる。

画面左下の「今日」を選択すると、どんな過去や未来の日付を見ていても一瞬で今日の日付に戻ることができる

 ほかにも、月間カレンダーのまま画面下で予定を確認できる「イベントリスト表示」や、今日1日のスケジュールを縦軸で管理する日別表示などもある。ちょっとした買い物から数日がかりの大仕事まで、見たい情報に合わせて最適な表示で確認できるのはありがたい。

「検索」アイコン左にある「イベント表示」アイコンをタップすると、月間表示と月間+イベントリスト表示に切り替えることができる

 しかし勘の良い人なら、定番の週表示が意外とないことに気づくはずだ。紙の手帳では、見開き2ページを7等分し、縦に時間軸を取って時間を細かく管理できる「週間バーチカルタイプ」を利用する人が多い多い。紙の手帳に慣れていると、縦長の画面でスケジュール管理するほうが違和感があるかもしれない。

 そんな使い方をしたい人は、iPhoneを横向きにしてみよう。実は標準カレンダーアプリでは、本体を横向きにすることで、カレンダーを週間バーチカルタイプに切り替えることができる。iPhone 5s以前とiPhone 6/6 Plusでは多少レイアウトが異なるが、どれも1時間ごとに線が引かれ、現在時刻も赤いラインで確認できるようになっている。

iPhone 5sでカレンダーを横向き表示にした画面。4型では5日分しか表示されない。iPhone 6/6 Plusでは、7日分が表示される

 また1時間ごとの区切り線は、ピンチイン/アウトすることで幅を調節できる。丸1日の予定をざっくり確認するなら幅狭で、予定の正確な開始・終了時間をチェックしたいなら幅広でとカスタマイズできるわけだ。もし横向きにしても週表示に切り替わらない場合は、本体の向きのロックが解除されているか、コントロールセンターで確認しよう。

幅を広げた場合(上)と縮小した場合(下)。縦画面での日別表示でもこのピンチイン/アウトのテクは使える

 さらにiOS 8からは、週番号の表示機能が追加されている。設定方法は、「設定」から「メール/連絡先/カレンダー」を開き、「カレンダー」項目の「週番号」をオンすればOKだ。週ごとに予定を管理しているユーザーにとっては、かゆいところに手が届く進化となっている。

週表示では画面左上に「第○週」と表示され、月表示では週ごとに画面左に番号が振られる

 iPhone 6 Plusの「ランドスケープモード」のように、大画面化が進むことで、縦向きと横向きで機能が異なるアプリが今後も増える可能性がある。もし画面が見づらいと感じることがあったら、今回のTipsのように画面を横向きにしてみると、新たな発見があるかもしれない。


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