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最新パーツ性能チェック ― 第173回

高い性能と耐久性を誇るハイエンドSSD「Crucial MX200」

2015年02月19日 17時00分更新

文● 石井 英男

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 Crucialから登場したSSD「Crucial MX200」は、同ブランドのSSDの中でもハイエンドに位置する製品であり、2014年3月に登場した「Crucial M550」の後継となる。

 Crucialは、大手NANDフラッシュメーカーであるMicronのSSDブランドであり、コストパフォーマンスの高いSSDをリリースしていることで人気がある。今回は、期待の新製品であるCrucial MX200を試用する機会を得たので、早速レビューしていきたい。

Crucialの新SSD「Crucial MX200」

 なお、同時に発表されたスタンダードモデル「Crucial BX100」の性能は、こちらの記事を参照してもらいたい。

2.5インチフォームファクター以外に
M.2やmSATA対応製品も

 今回試用したCrucial MX200は、2.5インチフォームファクターのシリアルATA 6Gbps対応SSDであり、厚さは7mm。厚さを9.5mmにするためのアダプターも付属している。

 また、2.5インチフォームファクター以外にも、Ultrabook用やタブレット用として、より薄くてコンパクトなM.2対応製品やmSATA対応製品も用意されている。

Crucial MX200の表面Crucial MX200の裏面
M.2対応のCrucial MX200mSATA対応のCrucial MX200

 Crucial MX200は、2.5インチフォームファクター対応品では250GB/500GB/1TBの3モデル、M.2対応品とmSATA対応品では250GB/500GBの2モデルが用意されている。コントローラーとしては、同ブランドのSSDではおなじみのMarvell「88SS9189」が採用されている。

 ファームウェアは、Crucialによってチューニングされたカスタムファームウェアであり、フラッシュメモリーの一部をSLC動作のキャッシュとして利用することで、高速な書き込みを実現するDynamic Write Accelerationテクノロジーを実現している。

 もちろん、NANDフラッシュはMicron製で、最新の16nmプロセスで製造されたMLC NANDフラッシュを採用している。

 ちなみに、従来のCrucialのハイエンドモデルであったCrucial M550でも、コントローラーはCrucial MX200と同じMarvell 88SS9189が採用されているが、NANDフラッシュは20nmプロセスで製造されたものを採用している。

Crucial MX200の250GBモデルの基板。250GBモデルでは、NANDフラッシュチップが片面に8個実装されている
NANDフラッシュはMicron製で、最新の16nmプロセスで製造されたMLCタイプであるコントローラーは、Marvell製の「88SS9189」を採用

シーケンシャルリードは
全モデルで最大555MB/s

Crucial MX200スペック表
容量 250GB 500GB 1TB
コントローラー Marvell「88SS9189」
最大シーケンシャルリード 555MB/s
最大シーケンシャルライト 500MB/s
最大ランダムリード 10万IOPS
最大ランダムライト 8万7000IOPS
書き換え可能容量(TBW) 80TB 160TB 320TB
平均故障間隔(MTBF) 150万時間
保証期間 3年間
メーカー想定売価(税抜) 1万7000円前後 3万円前後 5万7000円前後

 公称スペックを見ていこう。Crucial MX200は、容量やフォームファクターにかかわらずパフォーマンスが同じで、シーケンシャルリード速度は最大555MB/s、シーケンシャルライト速度は最大500MB/sである。また、4KBランダムリードは10万IOPS、4KBランダムライトは8万7000IOPSと高速だ。ハイエンドモデルとして十分なスペックといえるだろう。

 耐久性を表す書き換え可能容量(TBW)は容量によって異なる。1TBモデルの320TBという書き換え可能容量は一般的なSSDの5倍程度であり、1日あたり175GBの書き込みをした場合でも、5年は利用できる計算になる。

 保証期間はCrucial BX100などと同じ3年間だが、書き換え可能容量が大きいので、頻繁にディスクへの書き込みを行なうユーザーでも安心して利用できる。

(→次ページヘ続く 「SATA 6Gbps対応製品としてはトップクラスの性能」)

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