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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第187回

コミケ時期にも強い味方!

紙焼き写真のデータ化から確定申告まで! キンコーズを活用する技

2015年02月18日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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雑誌や書籍の裁断も可能

 業務用の裁断機で雑誌や書籍などを裁断するサービスもある。1カット100円とリーズナブル。筆者は、自前で大きな裁断機を持っているが、重いしかさばるし外注できるならしたほうが快適だ。そのほか、バインダーで閉じるために穴を開けたり、ホチキスで留めてもらうこともできる。逆にホチキスを外したり、大量のチラシを1枚ずつ折るといったサービスも用意されている。

作業場を見せてもらった。Horizon製の大きな業務用裁断機だ

閉じている部分だけを切り落とすようにセット

カバーを閉じてスイッチを押すと一瞬でカットされる

コミケの時期はやっぱり混みあう!?
何でも相談できる裏メニューを活用する

 やはり、コミケの時期は混み合うことが多いそうだ。新宿や池袋では数十人待ちということも。とはいえ、ビジネス街のキンコーズではそれほど影響を受けないようだ。一般的には午前中や午後2~5時の間は比較的空いており、昼休みや夕方に来客が増えるとのこと。手間のかかる作業なら、できるだけ空いていそうな時間帯を狙おう。スタッフの手が空いていれば、急ぎの作業ができるかもしれない。例えば、これから海外に帰る友人に、ケータイで撮った写真をオリジナルカレンダーにしてプレゼントしたいと駆け込んだ人がいるそうだ。結果は、無事に作成して渡せたという。

 また、これはキンコーズのサービスで対応できるのだろうか? と思ったら、とりあえず駆け込んでみよう。コンシェルジュのように親身になって対応してくれるのだ。ちょっと驚きだが、「Yahoo!メールのアカウントを取得したい」と尋ねてきた人も。この場合も、レンタルPCを使い、取得する手伝いをしたという。このとりあえずなんでも対応する姿勢はキンコーズの裏メニュー。何か困ったことがあったら、相談してみることをお勧めする。

レンタルPCを使って確定申告の書類を印刷する人もいる


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


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