このページの本文へ

App Store申請前後に押さえておきたい3つのポイント

2015年02月17日 11時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 今回は、App Store申請前後にチェックしておきたいポイントをまとめました。

 ポチっと申請ボタンを押すその前に…

 アプリをApp Storeに申請する前後は、プロモーションの準備などでバタバタしがちです。しかし、申請ボタンを押す前、アプリのリリースボタンを押す前に、いくつかの対策で集客力を上げたり、より確実にアプリをリリースできるポイントがあるので、今回はその一部を紹介します。

その1:検索キーワードを見直そう

 iTunesConnectでは、App Storeの検索機能で引っかかるキーワードを100文字設定できます。

 確実に集客力を改善できるポイントですが、リリース前にテストで設定した「ゲーム」とか「無料」など、ウルトラレッドオーシャンのビッグワードがそのままになっていて唖然とする事があります(勝てるタイトルならアリですよ)。アップデート申請の度に別のキーワードを試す事で自然流入を増やせることがあるので、是非チャレンジしてみて下さい。

 ポイントは、アップデートの場合、『今設定しているキーワード』で検索してみて、自身のアプリがどの程度の順位に表示されるか見てみる事です。あまり上位に表示されないようであれば、別のワードに切り替える判断になります。

その2:カテゴリを見直してみよう

 App Storeのカテゴリはブーストプロモーションの際など、自然流入を左右する重要なポイントです。人気カテゴリのランキングの方が当然PVも多く、自然流入が期待できますが、ランキング上位を獲得し順位を維持するのは簡単ではありません。

 一方、ニッチなカテゴリは1日あたりのPVこそ比較的少ないですが、ブーストプロモーションなどをしなくても、アプリが支持されていれば自然流入のみでランキングの上位を獲得できることがあります。どちらを選択するかは、プロモーションの戦略次第ですが、時々変更することで、今までと違うユーザに訴求できるかもしれません。

 コツは、ゲームカテゴリであれば「RPG」「シミュレーション」などの「サブカテゴリ」を「2つ」設定できるので、1つはメインターゲット向けのカテゴリを設定しつつ、2つ目を戦略的に変更するのがポイントです。ただし、アプリの内容と関係のないカテゴリを選択してしまうと、リジェクトされてしまう事もあるため(例えば、ゲームなのに天気カテゴリで申請するなど)、どのカテゴリを選ぶかは、慎重に検討する必要があります。

その3:プロモーションコードで最終デバッグ

 申請が通ると、iTuneces Connectから「プロモーションコード」を発行できます。このコードをApp Storeの「コードを使う」コーナーで入力すると、App Storeから配信されるのと同じ状態でアプリの確認できます。

 リリース前にアプリ挙動を確認したり、ログの取得や課金機能をしっかり確認することをおすすめします。慌ててリリースしてしまう前に、最終チェックで、万が一の機会損失を防げるので、是非、試してください。

最後に

 App Storeの仕様は、OSのバージョンアップと共に必ず変更が入ります。仕様の変更と共に、キーワード設定などのセオリーも変わるので、必ず最新の情報を基に対応する事が最も大切です。

 常に情報収集を欠かさないようにし、効果的にアプリをリリースできるようにしましょう!

この連載の記事

一覧へ

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています