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カメラの祭典「CP+2015」レポート 第8回

CP+2015で見逃せない! 要注目のデジカメ関連技術&製品

2015年02月13日 10時00分更新

文● ハシモト/ASCII.jp編集部

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デジカメの新製品はないエプソンブースだが……

デジカメの新製品はないエプソンブースだが……

 CP+2015はカメラ関連の総合イベントである。このため、カメラ本体やレンズだけでなく、関連技術についても展示しているブースがいくつもある。そんな中から注目のブースを紹介しよう。

「MOVERIO」で行列ができるエプソンブース

「MOVERIO」体験コーナーに行列ができていた

 エプソンのブースでは、スマートグラスの「MOVERIO」を大々的に展示。体験デモコーナーはかなりのスペースを割いていたが、それでも行列ができていた。

超小型のEVF用ディスプレー。VGA解像度だ

超小型のEVF用ディスプレー。VGA解像度だ

SXGA+(441万ドット)という、世界最高クラスの高精細ディスプレーを体験できる

SXGA+(441万ドット)という、世界最高クラスの高精細ディスプレーを体験できる

 一方で、同社が製造するEVF用ディスプレー「アルティミクロン」の展示では、超小型ディスプレーや441万ドットという高精細ディスプレーの参考展示が行なわれていた。

非接触型SDメモリーカードを展示する東芝ブース

UHS-IIに対応するSDメモリーカードを参考展示。リード260MB/s、ライト240MB/s(128GBモデルは150MB/s)という最大転送速度がウリだ

UHS-IIに対応するSDメモリーカードを参考展示。リード260MB/s、ライト240MB/s(128GBモデルは150MB/s)という最大転送速度がウリだ

 東芝ブースではストレージ製品が主に展示されていたが、注目はNFCに対応したSDメモリーカードや、Transfer Jet対応のSDメモリーカードの参考展示だろう。

NFC対応のSDメモリーカード。対応スマホをかざすと画像のサムネイルなどが表示される

NFC対応のSDメモリーカード。対応スマホをかざすと画像のサムネイルなどが表示される

Transfer Jet対応のSDメモリーカードとiPhone用アダプターも参考展示

 これらのメディアを挿入したデジカメで撮影し、メディアを抜いて対応するスマホなどをかざすことで、画像が転送されたり、サムネイルが表示されたりする。なお、NFC対応SDメモリーカードは2月21日に発売するとのことで。価格は通常のSDメモリーカード+数百円程度、とのことだ。

ワイヤレスストレージや復刻レンズなども!

ウェスタンデジタルもブースを設けており、「My Passport Wireless」という製品を参考展示。SDメモリーカードスロットを搭載したワイヤレスHDDだ

Lomgraphyのブースでは、1840年に誕生した「Petzvalレンズ」を復刻し、キヤノン EFマウントとニコン Fマウントに対応させたレンズを展示。もちろんデジカメ対応だ

Lomgraphyのブースでは、1840年に誕生した「Petzvalレンズ」を復刻し、キヤノン EFマウントとニコン Fマウントに対応させたレンズを展示。もちろんデジカメ対応だ

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