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CSSでHTMLメールのレイアウトとデザインを美しく (1/2)

2015年02月12日 11時00分更新

文●こもりまさあき、Web Professional編集部

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 マルチデバイス時代に対応したEメール、レスポンシブEメールデザインについてお送りする本連載。今回は、元なるHTMLにCSSを追加してレイアウトとデザインを整えます

 以下は、CSSを追加する前後のメール表示です。

元となるHTMLで表示したメール(左)とCSSを追加して表示されるメール(右)

ヘッダー、コンテンツ領域に追加するCSS

 ヘッダー、コンテンツ領域にCSSを追加する前に、コンテンツ部分全体の横幅を580px、各table要素の横幅は100%を指定します。

 コンテンツ領域の「見出しテキスト2」、フッター箇条書き部分、コピーライト部分それぞれの上に2emの余白をとります。

 プレヘッダーテキストの文字サイズを13px、「見出しテキスト1」の下に0.5em、ヘッダーバナー写真の下に20pxの余白を入れます。

 本文最初の1行目の文字サイズを20px、色をグレーにします。

 ここまでの設定は以下のようになります。

■ヘッダー領域、コンテンツ領域に追加するCSS


.wrapper {
  width: 580px;
}
.content {
  width: 100%;
}
.spacing {
  padding-top: 2em;
}
.preheader {
  font-size: 13px;
}
.heading {
  margin: 0 0 0.5em;
}
.header-banner {
  padding-bottom: 20px;
}
.lead {
  font-size: 20px;
  color: #555;
}

フッター領域に追加するCSS

 フッター領域に追加するCSSは、箇条書き部分の行間、文字サイズ、罫線などを指定し、コピーライト表記の文字サイズも指定します。

■フッター領域に追加するCSS


.footer-list {
  margin: 0;
  padding: 2em 0;
  border-top: 1px solid #ccc;
  border-bottom: 1px solid #ccc;
  list-style: square inside;
  font-size: 13px;
}
.footer-copyright {
  font-size: 11px;
}

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