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エイサーの1万円SIMフリースマホ「Liquid Z200」を実機レポ

2015年02月11日 17時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 日本エイサーは、同社では国内初となるSIMフリースマホ「Acer Liquid Z200」を発売。ブックオフの各店で販売されている。税別で約1万円という価格も話題の同機を、短い時間ながら触ることができたので写真中心にレポートしよう。

エントリークラスのSIMフリースマホをエイサーが1万円強でリリース

 まず1万円という価格からもわかるように、スペック的にはエントリークラスである。ネットワークは3G(W-CDMA)までで、LTEやFOMAプラスエリアには非対応だ。

 CPUは1GHz動作でデュアルコアのMediaTek製「MT6572M」。メモリーは512MB、内蔵ストレージは4GB。OSはAndroid 4.4.2。ディスプレーは4型液晶で、画面解像度は480×800ドット。解像度がそこそこあるので日本語の表示はまったく問題ない。

4型液晶搭載ということでコンパクトな筐体。背面は滑りにくい手触りで実用的

カメラの下にあるのはクリックできるボタンになっており、アプリを割り当てられるほか、長押しでカメラ機能の起動が可能

側面にボタン類やmicroUSB端子などが集まっている。メインのキーはタッチタイプ

 このスペックなので、すごく快適というわけではないが、通話やウェブなど限られた機能中心であれば十分に“使える”。SIMはともに3G対応のデュアル仕様(標準+microSIM)で切り替えて利用可能。なにしろ安価なので、仕事用のほか、海外旅行に持っていって現地SIMで遠慮なく使うのにもちょうどよさそうだ。

バッテリー容量は1300mAhと小さめ。デュアルSIM仕様なのも特徴的

 なお、「Liquid Z200」はブックオフ店頭では、丸紅グループが提供するブックオフオリジナルの格安データ通信SIM(1日70MBの通信が利用でき、税抜で月980円)とのセットで提供される予定で、ブックオフで携帯電話の買取サービスを利用したユーザーには無料でプレゼントされるキャンペーンも展開予定(その場合、上記SIMの2年間の利用が前提)。

ブックオフのアプリのほか、同社の筆頭株主であるヤフーの各種アプリがプリインストールされていた。解像度がWVGAなので日本語表示もまったく問題ない

 お手頃価格のノートパソコンやタブレットでは、国内でもすっかりおなじみとなったエイサーだけに、ラインナップや販売ルートの今後の増加にも期待したい!

「Acer Liquid Z200」の主なスペック
メーカー 日本エイサー
ディスプレー 4型液晶
画面解像度 480×800ドット
サイズ 約65×126×10.3mm
(最厚部約10.7mm)
重量 約130g
CPU MediaTek MT6572M
1GHz(デュアルコア)
内蔵メモリー 512MB
内蔵ストレージ 4GB
外部メモリー microSD(最大32GB)
OS Android 4.4.2
対応ネットワーク W-CDMA(900MHz/2.1GHz)
GSM(クアッドバンド)
カメラ画素数 200万画素
バッテリー容量 1300mAh

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