外部メモリーの専用アプリはここをチェック
これまでLightning対応の外部メモリーを数機種利用してきたが、純粋にストレージとしての用途では大きな差が感じられないというのが本音だ。しかし、前項に書いたとおり、専用アプリの完成度により印象は変わる。ここでは、SanDiskの新製品「iXpand」の専用アプリ「iXpand sync」(無償)を例に、どのような機能を見るべきか考えてみたい。
SanDisk iXpand Sync | |||
---|---|---|---|
価格 | 無料 | 作者 | SanDisk |
バージョン | 1.0.18 | ファイル容量 | 43.3 MB |
対応デバイス | iPhone、iPad、iPod touch | 対応OS | iOS 7.1以降 |
最重要機能は「動画/静止画の扱い」
まず、外部メモリーとして最重要の機能は「動画/静止画の扱い」だ。動画/静止画はiOSデバイスの内蔵ストレージを消費する大きな要因であり、それを外部メモリーへスムーズにコピーすることが外部メモリーに期待される役割でもある。その点、iXpand syncにはカメラロールの自動同期機能があり、接続するたびに差分を外部メモリーへバックアップできる。手動コピーしか対応しない専用アプリは少なくないため、こだわりポイントとしてチェックしておきたい。
この連載の記事
-
第187回
iPhone
NFCの世界を一変させる!? iOS 11「Core NFC」の提供開始が意味するもの -
第186回
iPhone
Appleと「4K HDR」 - iOS 11で写真/動画を変える「HEIF」と「HEVC」 -
第185回
iPhone
iPhone 7搭載の「A10 Fusion」「W1」は何を変えるか -
第184回
iPhone
オープンソース化された「PowerShell」をMacで使う -
第183回
iPhone
アップル製デバイス連携の鍵、「Continuity」とは? -
第182回
iPhone
DCI-P3準拠へと歩むiPhone/iPad - WWDC基調講演で秘められた新技術は、ここにある(2) -
第181回
iPhone
WWDC基調講演で秘められた新技術は、ここにある(1) -
第180回
iPhone
WWDC直前、買い替え前にマイMacのココをチェック -
第179回
iPhone
私がiTunesを使わなくなった5つの理由 -
第178回
iPhone
今あえてiPhone「Live Photos」を知る -
第177回
iPhone
「Windows Subsystem for Linux」はOS Xのライバルとなるか? - この連載の一覧へ