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Apple Geeks 第160回

iPhone/iPad用「外部メモリー」はこう選べ!

2015年02月06日 07時00分更新

文● 海上忍(@u_shinobu

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外部メモリーの専用アプリはここをチェック

 これまでLightning対応の外部メモリーを数機種利用してきたが、純粋にストレージとしての用途では大きな差が感じられないというのが本音だ。しかし、前項に書いたとおり、専用アプリの完成度により印象は変わる。ここでは、SanDiskの新製品「iXpand」の専用アプリ「iXpand sync」(無償)を例に、どのような機能を見るべきか考えてみたい。

SanDiskから近日発売予定の外部メモリー「iXpand」。16/32/64GBの3モデルがラインナップされる

Lightning端子部分はゴム製でぐにゃりと曲がるため、iPhone 6にはこのようなスタイルで装着する

SanDisk iXpand SyncApp
価格無料 作者SanDisk
バージョン1.0.18 ファイル容量43.3 MB
対応デバイスiPhone、iPad、iPod touch 対応OSiOS 7.1以降

最重要機能は「動画/静止画の扱い」

 まず、外部メモリーとして最重要の機能は「動画/静止画の扱い」だ。動画/静止画はiOSデバイスの内蔵ストレージを消費する大きな要因であり、それを外部メモリーへスムーズにコピーすることが外部メモリーに期待される役割でもある。その点、iXpand syncにはカメラロールの自動同期機能があり、接続するたびに差分を外部メモリーへバックアップできる。手動コピーしか対応しない専用アプリは少なくないため、こだわりポイントとしてチェックしておきたい。

専用アプリ「iXpand sync」には、カメラロールの写真を手動コピーするだけでなく、接続と同時にカメラロールの差分を同期する機能も用意されている

空き容量は一目瞭然、iOSデバイス側の空き容量もあわせてチェックできる

「iXpand sync」がインストールされたiOSデバイス間であれば、コピーしておいた各種ファイルの表示/再生は自由自在。iPhoneで撮影した写真/ビデオもiPadで手軽に再生できる

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