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50倍望遠デジカメと15m防水対応デジカメが富士フイルムから登場

2015年02月05日 19時18分更新

文● 花茂未来

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フジノン光学式50倍ズームレンズを搭載する「FinePix S9900W」

 富士フイルムは5日、1200mmの超望遠が可能な光学50倍ズームレンズとレンズシフト式手ブレ補正を備えた「FinePix S9900W」(以下、S9900W)および小型軽量ボディーに15m防水と1.75m耐衝撃構造、マイナス10度耐寒、防塵という4つのタフネス性能を備える「FinePix XP80」(以下、XP80)を発表した。

近距離/遠距離を手ぶれなしに快適撮影できる「S9900W」

FinePix S9900W

 2月26日発売のS9900W(予想実売価格は3万5000円前後)は、広角端開放F値2.9のフジノン光学式50倍ズームレンズを搭載するデジタルカメラ。レンズシフト式手ブレ補正機能を備えているため、手ブレしやすい超望遠撮影時や室内での広角撮影でもきれいな写真が撮れる。

 また、被写体に1cmまで近寄れる「スーパーマクロ」撮影も可能で、多様なシチュエーションもこれ1台で対応できる。

 約92万画素の電子ビューファインダーを搭載し、AF最速0.3秒、起動時間1.0秒、撮影間隔0.6秒、連写10コマ/秒という高速レスポンスを実現。撮影時の使いやすさとレスポンスを確保している。

 撮像素子は1/2.3型CMOSセンサー(有効1620万画素)で、レンズの焦点距離はf=4.3~215mm(35mm判換算で24~1200mm相当)。開放F値はF2.9(広角)~F6.5(望遠)となっている。

 背面ディスプレーは3.0型(約46万画素)。撮影枚数は付属の単3アルカリ乾電池使用時で約300枚、ニッケル水素電池で約500枚、リチウム電池で約700枚(いずれもAUTOモード時、電池4本)となっている。

レジャーシーンで活躍する15m防水対応「XP80」

「FinePix XP80」

 2月26日発売のXP80(実売予想価格2万6500円前後)は、水深15mまでの防水や、高さ1.75mから落としても耐える耐衝撃構造を、約179gのボディーに詰め込んだアウトドア向けデジタルカメラ。

 さまざまなシーンで活躍する充実した撮影機能が特徴。指定した時間感覚で自動撮影ができる「インターバルタイマー撮影」機能を新搭載し、日没や開花など、自然が移り変わる様子をとらえる定点観測撮影ができる。撮影間隔は10分、5分、60秒、30秒、15秒から設定できる。

 加えて、背面の連写ボタンを押せば、最速10コマ/秒で連続10枚まで撮影可能な高速連写モードに切り替わり、天面の動画ボタンを押せば、60フレームの1080p動画を撮影可能となっている。

 さらに、無料専用アプリ「FUJIFILM Camera Remote」を導入すれば、スマートフォンやタブレット端末の画面を見ながら、離れた場所から撮影操作ができる「リモート撮影」機能も新たに追加している。

 撮影素子は1/2.3型CMOSセンサー(有効1640万画素)で、フジノン光学式5倍ズームレンズを搭載。レンズの焦点距離はf=5.0~25.0mm (35mm判換算で28~140mm相当)、開放F値はF3.9(広角)~F4.9(望遠)となっている。

 感度はISO 100~6400まで設定でき、光学式の手ブレ補正を内蔵。背面ディスプレーは2.7型(約46万画素)。撮影枚数はAUTOモード時で約210枚となっている。

 本体サイズは幅104.1×奥行き25.9×高さ66.5mで、バッテリーとメモリーカードを含む本体重量は約179gとなる。

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