米Microsoftは現地時間1月23日から、Windows 10 プレビュー版の最新ビルド「Build 9926」を公開している。誰でも無料でインストール可能だが、あくまでもプレビュー版のため不具合が発生する可能性もあり、日頃から使っているPCのOS置き換えには躊躇する人も多いはず。
ここでは、「サブのPCは持っていないけど、最新のOSを試したい!」という人のために、仮想環境でWindows 10をインストールする方法を紹介しよう。
その1:無料の「VMware Player」をインストールする
PC上に仮想コンピューターを作成してくれるソフトは色々あるが、ここでは無料の「VMware Player」を利用する。VMwareのウェブページにアクセスし、ダウンロードページから導入しよう。
VMwareのページトップから、「ダウンロード」をクリック
ダウンロードページ下部にある「VMware Player」のダウンロードをクリック
Windows用のVMware Player(64bit版)をクリックすると、ダウンロードが開始される
セットアップ画面。「次へ」をクリック
「次へ」をクリック
インストールが開始される
終わったら「完了」をクリック。これでVMware Playerのインストールは終了だ
その2:Windows 10 プレビュー版のISOファイルをダウンロードする
次に、Windows Technical Previewをダウンロードしよう。Windows Insider Programのウェブサイトにアクセスし、ISOファイルをダウンロードする。「Build 9926」から新たに日本語版が追加されているので、日本語版(64bit)を選択しよう。
Windows Insider Programのサイトにアクセスし、「Get Started」をクリック
「Continue」をクリック
「Get the preview」をクリック
「download the ISO files」をクリック。下の「Start upgrade now」をクリックすると別の場所に飛んでしまうので注意しよう
「Japanese」タブを開き、Windows 10 Technical Preview(x64)のダウンロードをクリック。ISOファイルはUSBメモリーなどに保存しよう
その3:VMware Playerを起動し、Windows 10仮想マシンを作成する
準備ができたら、VMwareを利用してWindows 10を動作させてみよう。仮想マシンはPCにアプリケーションとしてセットアップでき、不具合に遭ったときのリスクは減らせるが、OSを1つのアプリとして動作させているせいで処理が重くなることには注意しよう。
メールアドレスを入力し、「続行」をクリック
「新規仮想マシンの作成」をクリック
「インストール イメージファイル ディスク」でISOファイルを参照し、「次へ」をクリック。きちんと認識されていれば、「Windows 10 x64が検出されました」のメッセージが出るはず
仮想マシンの名前と保存場所を設定し、「次へ」をクリック
仮想マシンで使用するディスク容量の最大値を設定して、「次へ」をクリック
「ハードウェアのカスタマイズ」タブをクリックし、メモリーを2GBに設定。割り当てるメモリーが少ないとまともに動かないので注意しよう
「完了」をクリックすると仮想マシンが作成される
仮想マシンがブートすると、VMware Toolsをインストールするかどうかのウィンドウが出る。インストールしてもいいが、ここでは「後で通知」をクリック
ここからはWindows 10プレビュー版のセットアップ。基本的にはWindows 8.1とあまり変わらない。内容を確認して「次へ」をクリック
「今すぐインストール」をクリック
セットアップが開始されるので、次の画面が表示されるまで待つ
「同意します」のチェックボックスをオンにし、「次へ」をクリック
インストールの種類を選択する。仮想マシンは新規に作成されているのでどちらを選んでもあまり変わらないが、一応「Windowsのみをインストールする」を選択している
「次へ」をクリック
処理が完了するまで待つ
「今すぐ再起動」をクリック
ここではかなり時間がかかるので気長に待とう。筆者の場合、次の画面に移行するまで一時間ほどかかった
特にこだわりがなければ「簡単設定を使う」をクリック
次の画面が表示されるのを待つ
アカウント名、パスワードなどを設定して「完了」をクリック
あとは待つだけ
最後に画面下部の「インストールが完了しました」をクリックしよう。これで無事、仮想環境でWindows 10を楽しめるぞ